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<有村架純>いま明かす朝ドラヒロインの重圧と覚悟「泣く夜もあった」 [有村架純 朝ドラヒロインの重圧と覚悟]

<有村架純>いま明かす
朝ドラヒロインの重圧と覚悟
「泣く夜もあった」

有村架純7.GIF
NHK連続テレビ小説「ひよっこ」でヒロインの
谷田部みね子を演じてきた有村架純さん (C)NHK

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)
「ひよっこ」で、ヒロインの
谷田部みね子を演じてきた有村架純さん。

ドラマは今月4日にクランクアップを
迎えたが、4月の放送開始から
しばらくの間は、作品の評判に比べて
視聴率が思ったように伸びず、
数字の上では苦戦が続いた。

当初は
「家に帰ってからあふれる思い、
込み上げてくるものがあって、
泣く夜もありました」と
重圧に耐えながらの撮影だったと
いう有村さんに、放送も残りわずかと
なったいまだからこそ明かせる
思いなどを語ってもらった。

◇食欲不振に体調不良…それでも
「止めることは絶対にしたくなかった」

「ひよっこ」は96作目の朝ドラで、
「ちゅらさん」などの
脚本家・岡田惠和さんのオリジナル作。

奥茨城の農家に生まれて、
のんびりした少女に育った
谷田部みね子(有村さん)が、
出稼ぎで東京に行っていた父が
行方不明になったことをきっかけに、
集団就職で上京。

高度経済成長期を背景に、
さまざまな事情を抱えた
人たちとの出会い、関わりによって、
“普通の女の子”であるみね子が、
いつしか殻を破って成長していく
姿が描かれてきた。

有村さんが朝ドラに出演するのは
2013年前期の「あまちゃん」以来、
4年ぶり2度目。

前回とは大きく異なり、
今回はヒロインという重責を担う立場で、
当初は「余裕もなかったですし、
不安定になる部分もあった」という。

みね子の心優しいキャラクターや
有村さんの好演も相まって、
作品の評判自体は4月の放送開始から上々。

一方で思ったように伸びない
数字(視聴率)は、目に見えない
プレッシャーとなって有村さんを襲った。

「最初のころ視聴率を気にして
いないようで、気になっていたからか、
食欲もなかったし、体調を崩していた
時期もあって、よっぽど考えて
しまっているのかなって……。

その間は自分との戦いで、
家に帰ってからあふれる思い、
込み上げてくるものがあって、
泣く夜もありました」と振り返る。

それでも有村さんは
「現場を止めるってことは絶対に
したくなかった」といい、
「時間がなくとも、
とにかくせりふは入れて、
体調は悪くても絶対に止めないぞって。

筋トレしたり、撮影の合間に
体を動かして、汗を流して、
たまにご褒美におすしを食べに
行ったりしていました」とほほ笑む。

また周囲の支えが大きな力になったといい、
「友達や家族に励ましてもらったり、
マネジャーさんに弱音をぽろっと
こぼしたときは『やるしかない』って
ポジティブな言葉をもらって。

『自分たちは絶対に
いいものを撮っている』
って自信が皆さんにあって、現場が
落ち込むような空気になったりは
しなかったから、その空気に
励まされていました」と
しみじみと思い返す。

◇岡田脚本を中心にみんなで一丸 
共演者の言葉に背中を押され…

そんな有村さんだが、作品やキャスト、
スタッフへの信頼は一度も揺らぐこと
はなかったといい、
「放送に入る前、第1週の台本を
いただいたときから、
現場の士気はとても上がっていた」
と明かす。
「『やっぱり岡田さんはすごい!』って
空気が流れていて、ネガティブな
雰囲気って終わるまで一切なくて、
キャスト、スタッフみんなが
同じ気持ちだったというのが
一番大きいと思う」と
力を込める。

決して現場が
「ネガティブにならなかった理由」を
聞くと、有村さんは
「一人一人のキャラクターが
伸び伸びと生きている作品が目の前に
あるっていうのが一番大きい。

岡田さんが書く脚本が『素晴らしかった』
という一言に尽きる」ときっぱり。
「岡田さんって本当に一人一人の
キャラクターを大事にするんです。
このキャラクターはいいやって
いうのが一切ない。

見ていてもすごく感じるし、
役者としては、それがものすごく
うれしくて」と笑顔を浮かべる。

それぞれが個性的なキャラクターを
演じた共演者については
「とにかく感想を言ってくれるんですよ、
皆さん。リアルタイムで視聴者の方々と
一緒になって見ている方が多くて。

『今日の朝のみね子は良かったね』とか
『あそこが面白かった』とか、
感想を言ってくださって、
背中を押してくださる方が多かった」と
感謝する。

「(すずふり亭のオーナー鈴子役の)
宮本(信子さん)さんは必ず
『大丈夫、疲れてない? 
疲れているよね。寝られている? 
良かった、良かった』って心配してくれて。

視聴率がちょっといいと、
『良かった、良かった』って背中を
ポンポンしながら言ってくださる。

その力強い言葉がうれしくて。
鈴子さんがみね子を支えているように、
私も宮本さんに支えられて、
すごくすてきな日々でしたね」と
感慨深げだった。


◇耐え抜いてついに“最強レベル”に?
どんなことも「受け止めたい」

有村架純8.GIF

岡田脚本を“道しるべ”に、
昨年11月のクランクインから10カ月近く、
“二人三脚”で共に歩んできたみね子と
いう役について、有村さんは
「いまはいとおしい存在。
こんなに長くやっていると愛着も湧くし、
大切な守りたい存在。

こんなにも長い期間、同じ役を
やることってあまりないと思うので、
みね子を超す役が出てくるのかって
いうくらい、自分の中ではいとおしい
存在になりました」と
思いの深さを明かす。

劇中のみね子のように、
撮影期間の約10カ月は有村さんを
大きく成長させたようで、
「まあ『何かに耐える』っていうのは
任せてください」とちょっぴり
余裕の笑みを見せる。

脚本の岡田さんも、成長した有村さんの
ことを「最強レベルにいるのではないか」
と認めていたが、
「これ以上に何かぐっと耐えることが
あるとしたら、次に何があるんだろうって
思うんですけれど。

とにかく、それくらい受け止められる
気持ちはついたかなって思いますし、
どんなことも『受け止めたいな』って」
と力強く語る。

さらに有村さんは
「お芝居のうまい、へたっていうのは
あまり気にせず、これからも自分の中で
大事にしたいのは、本当に気持ちって
作品に表れるんだなっていうこと。

これからも役に対して、作品に対して、
キャストやスタッフさんに対して、
どういう思いでいて、どのくらいの
熱量でいられるのか、というのは、
大事にしなくちゃいけないなって」と
実感をこめていた。

「ひよっこ」はNHK総合で
月~土曜午前8時ほかで放送。

全156回を予定。

最終回は30日に放送される。

まんたんウェブ 9/17(日) 10:00配信

最終更新:9/17(日) 16:42

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170916-00000018-mantan-ent&p=1
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