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乃木坂46をデータ分析 強みは1期生の在籍率6割超 [乃木坂46 強みは1期生の在籍率6割超]

乃木坂46をデータ分析 
強みは1期生の在籍率6割超

乃木坂46をデータ分析.GIF
乃木坂46が2017年11月24日にシンガポールで
開催した公演の様子。日本国内からのみ
視聴可能だった乃木坂46のミュージックビデオの
全世界配信が発表になった (c)乃木坂46 LLC.


ガールズグループの人気を
CDセールスとライブ規模の
両面から比較検証したところ、
デビュー5~9年のキャリアでは
乃木坂46、デビュー5年未満では
欅坂46がトップに位置する
ことがわかった。

特に、デビュー6年目を迎えて、
なお圧倒的な人気を誇る
乃木坂46の強みは、
1期生が6割を超えるという
在籍率の高さだ。

CDセールス10万枚以上、
もしくはライブ規模1万人以上の
基準を満たす
人気ガールズグループは、
どんなキャリアを持つのだろうか。

メジャーデビューしている
29組についてデビューからの
年数で整理してみた(表1)。

乃木坂46をデータ分析1.GIF
(表1)

29組中、デビュー5~9年は12組。

そのなかで最も勢いのあるのは
乃木坂46だ。

2017年11月に目標として掲げていた、
初の東京ドーム公演を実現。

シングルも初の実売ミリオンを
突破した。

乃木坂46は5~9年組では数少ない、
17年にライブ規模とCDセールス
ともに伸ばしているグループ。

それも東京ドーム公演では
2日間で11万人を動員、
17年にリリースした
3枚のシングルはすべて
ミリオンヒットと高いレベルだ。

(表1 注)
※1…結成ではなくメジャーレーベル
からのデビュー年月。
海外のグループは日本でのデビュー。

※2…研究生を含む。
欅坂46はけやき坂46を含む。
「-」は一部または全員が
年齢非公表。
平均年齢は2018年2月2日現在。

※3…海外のグループは日本で
開催されたライブのみ。
( )内は一般的な開催規模での
収容人数。

2017年1月以降~2018年の開催が
2018年1月19日現在で発表に
なっているライブが対象。

乃木坂46が2月にデビュー6年目を
迎えてなお快進撃を続ける
要因の1つが、1期生の在籍率の
高さだ。

6割超がいまだに在籍する。

同じ6年目での在籍率を見ると
AKB48の25.0%、
SKE48の13.0%などに
比べて極めて高い(表2)。

乃木坂46をデータ分析2.GIF
(表2)

デビューからの期間が
1年短いHKT48をも上回っている。

在籍期間が長く知名度の高い
1期生メンバーは、13年から
女性誌『Ray』の専属モデルを
務める白石麻衣、
多数のバラエティー番組に
出演する秋元真夏、
ミュージカルへの出演を
重ねる生田絵梨花など、
個人活動も積極的に展開。

結果、グループも盤石の状況にある。

この安定感を背景に、
17年11月にシンガポール、
そして2月には香港で公演を開催。

アジア展開にも力を入れ始めた。

ただし、過去のガールズグループを
振り返ると、06年デビューのAKB48
では絶対的なセンターだった
前田敦子が卒業したのが
6年目の12年。

09年デビューのSKE48の
1期生としてグループをけん引した
松井玲奈が去ったのも
6年目の15年だった。

乃木坂46の平均年齢は20歳を
超えており、これはメンバーの
入れ替わりがあるアイドルグループ
としては高い。

そろそろ、人気・知名度の
高い1期生の卒業が現実的なもの
となってもおかしくないと
いえるだろう。

そのときに備え、16年9月に
加入した3期生が早くも
女性誌専属モデルを務めるなど、
若手の育成も強化しているようだ。

(表2 注)

※1=結成直後に活動辞退した2名を含む
※2=途中参加の篠田麻里子は含まない
※3=AKB48から移籍した中西優香を含む 
※4=メジャーデビュー6年未満のため

■猛スピードで人気が広がる欅坂46

一方、デビュー5年未満のグループは
5~9年組を上回る13組。

美しいコーラスを武器にした
楽曲が徐々に浸透し、
デビュー4年目で横浜アリーナに
到達したLittle Glee Monsterの
ようなケースもあるが、
最近はデビュー直後から、
いきなり高いレベルのCDセールス、
ライブ動員を誇る
「ロケットスタート型」の
グループが目立つ。

筆頭は欅坂46だ。

デビュー2年でセールスは
80万枚超えを記録。

17年は幕張メッセで1万8000人の
2デイズライブも開催した。

その人気が広がるスピードは
先輩グループと比べても驚異的で、
同時期の乃木坂46は約18万枚、
AKB48グループも軒並み20万枚前後の
セールスだった(表3)。

乃木坂46をデータ分析3.GIF
(表3)

ライブ会場の規模も大半の
グループを上回ってトップクラスだ。
現時点での数字 2018年1月11日現在

また、5年未満の若手では
アニソン勢も健闘。

アニメ作品からファンを取り込むため、
デビュー直後から高いライブ動員を
誇るグループが多い。

Aqoursはデビュー2年で
4万人弱収容の西武ドーム公演を実現。

ワルキューレも17年に引き続き、
横浜アリーナで2年連続ライブを
開催する。

 17年に日本デビューした韓国発の
TWICEも、いきなりセールス
20万枚超を記録した
ロケットスタートグループの1つ。

2月リリースの新曲では、
ミュージックビデオにアニメ
『ラブライブ!』を
手掛けた京極尚彦監督を起用し、
アニメファン層への人気拡大を狙う。

K-POP勢は韓国で実績を積む間に、
日本でもファンを増やすケースも多い。

スタートダッシュに
成功しやすい環境といえるだろう。

今は5年、10年を超えて
活躍を続けるグループも多く、
女性グループは飽和状態にある。

新たなグループが成功するためには
インパクトのある話題作りとともに、
これまで以上にスタートダッシュが
求められるようだ。

(ライター 高倉文紀、
日経エンタテインメント! 伊藤哲郎)

[日経エンタテインメント!
2018年3月号の記事を再構成]


NIKKEI STYLE3/20(火) 10:50配信

最終更新:3/20(火) 12:28


https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180320-00010002-nikkeisty-ent&p=1
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