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高杉真宙 若手男優の成長株、俳優としての目覚め [高杉真宙 若手男優の成長株]

高杉真宙 若手男優の成長株、
俳優としての目覚め

高杉真宙1.GIF
1996年7月4日生まれ。福岡県出身。
09年に俳優デビュー。近年の出演作は、
連ドラ『表参道高校合唱部!』(15年)、
『カッコウの卵は誰のもの』(16年)など。
17年は文中の作品以外に『ReLIFE リライフ』
に出演(写真:中村嘉昭)

若手男優の成長株として注目を集める
高杉真宙。

1月から連続ドラマ『賭ケグルイ』が
スタートし、3月3日からは
映画『プリンシパル~恋する私は
ヒロインですか?~』が公開。

その後、映画主演作が続く。

それぞれに取り組む心境や
俳優としての目覚めを
語ってくれた。

12年から6年間出演した
ファブリーズのCMでの長男役や、
13年の『仮面ライダー鎧武/ガイム』
での龍玄役で広く知られるように
なった高杉。

映画『ぼんとリンちゃん』
(14年)など、これまでにも
主人公を演じる経験はしてきたが、
17年は主演2作を含む映画6本が
公開になり、連ドラ『セトウツミ』
でも内海役で主演。

飛躍の年になった。

「17年は、1年前から撮ってきた
映画が全部公開された年で、
みなさんに見ていただく機会が
やっときたという感じで、
うれしかったですね。

何作品か間を空けずに
撮っていたので、
監督によって演出が
全然違うんだなというのが
実感できたのは、
俳優としての成長に
つながったと思います。

廣木隆一監督の『PとJK』では、
お芝居を削るというか、
ナチュラルさを求められたんですけど、
英勉監督の『トリガール!』では
付け加える感じの大きな演技が多くて。

そのすぐ後に、黒沢清監督の
『散歩する侵略者』の撮影に
入ったんです。

僕は全く意識していなかったんですが、
黒沢監督に『声が大きい』と言われて。

戸惑いつつ、監督の求める
トーンに合わせられるように
頑張りました。

貴重な体験だったのは、
小林啓一監督の『逆光の頃』です。

京都の高校2年生の役で、
クランクイン前に、
京町家に10日間ぐらい
住ませてもらえて、
じっくり役作りができました。

連ドラの『セトウツミ』は
難しかったですね。

方言の壁って大きくて。

僕は福岡出身なんですけど、
ずっと関西弁で、
セリフ量も多かったので、
めちゃくちゃ大変でした。

瀬戸役の葉山奨之君は大阪出身で、
ネイティブなんですよ。

2人のおしゃべりが中心の
作品だったので、挑戦でしたね。

会話劇での間とテンポっていうのは、
スキル的にもほしいと思っていたので、
必死に食らいついて、
勉強させていただきました」

18年は、1月から
連ドラ『賭ケグルイ』がスタートし、
3月には
『プリンシパル~恋する私は
ヒロインですか?~』が公開。

その後、
『世界でいちばん長い写真』
『虹色デイズ』と、
映画主演作が続く。

「『賭ケグルイ』では、
『トリガール!』の英監督と
ご一緒しています。

高杉真宙2.GIF
『賭ケグルイ』 リスクに快感を覚える
夢子を中心に繰り広げられる
学園ギャンブルストーリー。
MBSでは日曜24時50分、TBSでは火曜25時28分
放送中 (c)河本ほむら・尚村透/
SQUARE ENIX・ドラマ「賭ケグルイ」
製作委員会・MBS

ギャンブルの話で、
内容も登場人物のキャラクターも
ヘビーで濃いんですよ。

主人公の夢子(浜辺美波)から
虐げられる挙動不審な鈴井という役で、
初日からポチと呼ばれて
ボコボコにされました(笑)。

英監督とのお仕事では、
毎回新しい自分を発見できます。
鈴井は全力を尽くす子なので、
恥じらうことなく演じ切りたいです。

『プリンシパル』は、
オール札幌ロケで、
きれいな世界観でしたね。

高杉真宙3.GIF
『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』
東京から札幌に引っ越してきた糸真。
そこで校内のモテ男子・弦と和央に出会う。
公開中。アニプレックス配給 
(C)2018『プリンシパル』製作委員会 
(C)いくえみ綾/集英社

いくえみ綾先生のマンガで
描かれているものを、
どこまで引き継いでリアルに見せるか、
そのあんばいに悩みました。

和央という子が持つ、
人気者だけれどカッコつけない感じを、
自然に表現するように心がけて。

共演の小瀧望君は同い年、
黒島結菜さんも同学年だったんですよ。

みんなでお話したりして、
学校みたいな感じでした。

不思議な感覚になったのは、
『世界で一番長い写真』です。

17年の夏に愛知県の知多半島で
撮影して。

日本福祉大学が舞台で、
学生さんのほとんどの方に
エキストラで出ていただいたので、
僕も日福生の1人という気持ちで
演じられました。

学生時代を本当に知多半島で
過ごしたんじゃないかって
錯覚するぐらい、心に残っています。

『虹色デイズ』も楽しかったですね。
男同士4人の、高校生の何とも
言えないくだらない感じが最高でした。

撮影後は、佐野玲於君、中川大志君、
横浜流星君と会えなくなるのが
寂しかったです。

大志君との共演はもう5回目で。
最初は僕が中1で大志君が
小5だったので、こうやって
何度も共演できるのは
うれしいですね」


■コミックの原作ファンを
納得させる演技力

『PとJK』や『セトウツミ』
『賭ケグルイ』『虹色デイズ』など、
17年、18年の作品とも
コミック原作が多く、
マンガ好きな高杉は
「うれしいと同時に、
このキャラクターを自分が
演じていいのかと悩むことも多い」
と言う。

21歳ながら、すでに8年の
キャリアがあり、
原作ファンを納得させる
演技力があるのも高杉の強み。

俳優としての目覚めは
いつだったのか。

「1つは、WOWOWのドラマの『學』
(12年)です。

初めて泣く演技があったんですけど、
雨宮望監督が
『カメラを回しっぱなしにするから、
泣くまでセリフを言うな』って、
厳しく指導していただいて。

あの経験がなかったら、
演技ってどういうことなのか、
分からないままだったと思います。

もう1つは、『逆光の頃』でも
ご一緒しましたが、高校生のときに
『ぼんとリンちゃん』で
小林監督と出会えたときですね。

リハーサルだけで2カ月かける
ぐらい、じっくりと取り組めた
作品です。

自分で考えたプランも色々と
試せて、『演技をしたい』って
気持ちが湧き上がりました」

■純粋に仕事が楽しくなってきた実感

20代になり、以前よりも同世代との
共演が増えるなか、自分の立ち
位置はどう感じているのか。

「うーん、あまり意識して
いないですね。
むしろ、すごく負けず嫌いなので、
世代を問わず、共演者の
すてきな演技を見ると、
『負けないぞ』っていう
エンジンにはなっています。

以前、5歳の子役の子にまで
そういう感情になって、
自分でも驚いたことが
あるんですよ(笑)。

でも、何度か共演している
清水尋也君は気になる存在です。

独特の雰囲気があって、
自分にはないうらやましいものを
持っていますし、刺激を受けます。

今は、純粋に仕事が楽しくなって
きたという実感があります。

目標は
『また一緒に仕事をしたい』と
思われる役者になること。

英監督や小林監督に
もう一度呼んでいただけたときも、
本当にうれしくて。

『この役をやらせたい』と
思われる人になれるように、
日々努力を重ねたいです」

(ライター 内藤悦子)

[日経エンタテインメント!
2018年2月号の記事を再構成]

NIKKEI STYLE3/7(水) 7:47配信

最終更新:3/7(水) 7:47

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180307-00000006-nikkeisty-ent&p=1
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180307-00000006-nikkeisty-ent&p=2

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