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脈々と受け継がれる“キモい芸人”の変遷 息の長い活躍の理由とは? [脈々と受け継がれる“キモい芸人”の変遷]

脈々と受け継がれる“キモい芸人”の変遷 
息の長い活躍の理由とは? 

出川哲朗5.GIF
今や全盛期の出川哲朗 (C)ORICON NewS inc.

2001~2005年まで、
女性誌『anan』
(マガジンハウス)の
「抱かれたくない男ランキング」
1位になるなど、
殿堂入りキモい男”だった
出川哲朗が、今や好感度の
高いタレントとして
愛されキャラを確立し、
冠番組を持つまでに至っている。

好感度のバロメーターとも
いえるCM出演本数も
現在6本
(マセキ芸能社オフィシャル
HPより)と、まさに芸能界は
“出川現象”に席巻されている。

“キモい”を乗り越えた
キモい枠芸人たちの
“強さ”とはどこに
あるのだろうか?

その変遷と共に彼らの
強みを探っていこう。

◆時代がやっと出川哲郎に
追いついた!? 活躍の場を
広げる“キモい芸人”たち

出川と言えば、
土曜のゴールデンタイムに
堂々放送する初の冠番組
『出川哲朗の充電させて
もらえませんか?』
(テレビ東京系)も好調で、
CMで楽しそうに踊る姿も
すっかり定着。

まさに出川哲朗史上
“全盛期”であり、
“今、一番売れている芸人”と
いっても過言ではないだろう。

また、アンガールズ・田中も、
エイリアンにしか見えない
「カニのモノマネ」で、
観覧者の女性が
キャーキャー逃げ惑う…と
いう風景もすっかり
お馴染になり、
出演するだけで笑いが取れる
“安定感”さえ見せている。

この“枠”の中では
若手とも言えるロッチの
中岡創一ですら、
『世界の果てまでイッテQ!』
(日本テレビ系)の
「ロッチ中岡のQTube」や
『うわっ!ダマされた大賞』
(同)の「キング中岡」などの
活躍で、リアクション芸人
としては出川哲朗の
“正統継承者”と
広く認識されているほどだ。

バナナマン・日村にいたっては、
もはや視聴者も“キモい芸人”
だった過去を忘れているん
じゃないか?といった
雰囲気なのである。

◆『イッテQ』で開花した
出川の魅力 活躍の影に
同級生・内村光良の存在あり

なぜ、キモい芸人が
キモくなくなったのか? 

美人は三日で飽きるが、
ブスは三日で慣れるという
言葉もあるが、
キモい芸人にも視聴者が
徐々に慣れてきたのかも
しれない。

だが、最大の功労者として
内村光良の存在を抜きに
しては語れない。

内村がMCを務める
高視聴率バラエティ番組
『世界の果てまで~』では、
出川は“御意見番”として
準レギュラー枠で出演しており、
当初のリアクション芸に
留まらず、最近よく放送される
「出川哲朗はじめてのおつかい」
では“出川イングリッシュ”を
繰り出し、お茶の間を
抱腹絶倒させている。

内村と出川といえば
専門学校の同級生で、
盟友とも言える関係で
あることは多くが知るところだ。

単なるリアクション芸で
笑わせるだけではなく、
出川本来が持つ
面白さ・味を引き出す
ところに内村の愛を感じるし、
実際、
この出川イングリッシュ以降、
出川の再ブレイクが
はじまったと言ってもいい
かもしれない。

また、出川の後継者・中岡に
しても、無茶ぶりに
挑戦するのみならず、
ときには難関をクリア
したりして、
芸人としての成長を
感じさせる。

そこにもまた、
単にイジメて笑いを
取るだけでは終わらない
“内村の愛”があると
言えば言い過ぎだろうか?

◆キモい芸人が貫くブレない
“芸風”がいつしか
リスペクトの対象へと変化

出川は以前、
ORICON NEWSの
インタビューでも、
かつての“抱かれたくない男”
時代を
「昔は街を出歩けなかった。
ネタでもなんでもない。

ホントにチーマー達が
俺らを見つけると
ロケが中止になったりした。

囲まれて
『やっちまおうぜ』って
なっていた」と振り返る一方で、
「“気持ち悪い”とか
嫌われても実際に
笑ってくれる人がいた。

いい人をテレビで演じようと
すれば、すごく簡単なんです。

でも、それをやらずに10年、
20年続けたときに
『まだ、コイツやってるよ』って、
その人達がちょっとでも
『バカなりに一生懸命
やってんだね』って思って
もらえればいいですって(以前)
言ったのは、
すごく覚えているんです」と、
今の自身のブレイクを分析しつつ、
“生涯芸風を変えない宣言”を
したのだ。

決して驕らず調子に乗らず…と
いった元祖キモい芸人・出川の
“ブレない”生き方に、
視聴者もついには
“バカ負け”したわけだし、
もはやそこには
“リスペクト”さえも
加わったということだろう。

出川のキモさは、
今では一貫した芸への
“思い”と“誇り”に
ともなうキャラとして
認知され、視聴者だけではなく、
『東野・岡村の旅猿』
(日本テレビ系)など
数多くのバラエティ番組を
見ても、芸人仲間たちからも
リスペクトされているようだ。

また、フォロワー数1位の
有吉弘行のツイッターには、
アンガールズ・田中の姿が
毎日のようにUPされており、
その姿を見ただけでクスリと
笑えてしまうという“強さ”は、
やはりキモい芸人ならでは。

そうした姿をアップし
続けるという有吉にも、
内村同様の田中への
愛を感じてしまう。

出川哲朗にはじまる
キモい“先輩”芸人の
プロフェッショナルな
生きざまは、
新・キモい芸人へと
受け継がれながら
(もちろんキモいだけが
ウリの芸人の多くは
消えてくのだが…)、
着実にお笑い界でも
生き残っていくだろう。

オリコン12/21(木) 8:40配信

最終更新:12/21(木) 12:46


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171220-00000399-oric-ent

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