SSブログ

名シリーズ『黒革の手帖』が武井咲主演で視聴率1ケタ台突入の危機...小娘にしか見えず [『黒革の手帖』が武井咲主演で視聴率危機]

名シリーズ『黒革の手帖』が
武井咲主演で視聴率1ケタ台突入の
危機...小娘にしか見えず

名シリーズ『黒革の手帖』.GIF

武井咲が主演を務める連続テレビドラマ
『黒革の手帖』(テレビ朝日系)
第5話が8月17日に放送され、
平均視聴率10.4%
(ビデオリサーチ調べ、関東地区)
だったことがわかった。

なんとか2ケタ台を保ってはいるものの、
第4話の10.7%からまた0.3ポイントダウンと、
緩やかだが確実に下降している。

しかし、物語の展開としては
今回までで“前フリ”が整ったとみられ、
次回以降は上昇の可能性もありそうだ。

クラブ「カルネ」のママ・原口元子(武井)は、
“銀座で一番のママ”を目指して
最高峰クラブ「ルダン」を購入する
計画を立てていた。

第5話では、元子は大手予備校の
理事長・橋田常雄(高嶋政伸)が
銀行に違法な“借名口座”を
持っていることや、裏口入学を
斡旋しているといったネタを武器に、
橋田が買おうとしている
料亭「梅村」を奪い、
これと「カルネ」を売ったお金で
「ルダン」を手に入れる準備を進めた。

本来、見ものであるはずの
“元子が橋田を脅すシーン”は、
残念ながら第2話で美容クリニックの
院長・楢林謙治(奥田瑛二)から
お金を奪う時とほぼ同じパターンであり、
なんなら楢林の時ほどの緊張感も
なかったため、特に言及することはない。

元子と橋田で繰り広げられるシーンに
限っても、第4話で繰り広げた
攻防戦のほうが盛り上がっていた。

それよりも、「ルダン」を所有する
政財界のフィクサー・
長谷川庄治(伊東四朗)に対し、
元子が購入を申し出たことで、
長谷川に世話になっている
安島富夫(江口洋介)が
「君はなにもわかってない。
会長(長谷川)がどれほど恐ろしい男か」
と告げに来たシーンには、
今後波乱となるであろう展開が
垣間見えてワクワクした。

また、元子はそれでも余裕の笑みを
浮かべていたが、安島が
「君は思い上がっている」
「調子に乗るな!」と
言い渡した時は、胸がスッとした。

そう、現在23歳の武井が演じる
“悪女”には、やはり見ている
側からしても限界があり、
悪女というよりも、
まさに“思い上がった小娘”に
しか見えない。

元子は
「私には私のやり方があります」
なんて言っていたが、いかにも周りを
無視して突っ走っている小娘が
言いそうなセリフで、
普通に見ていたら“破滅フラグ”で
しかないだろう。

ただ、
「元子」というキャラクターに
おいては、それもアリなの
かもしれない。

元子は“ダークヒーロー”では
ないので、視聴者をイラつかせる
くらいがちょうど良く、
そういった意味では武井から
醸し出される小娘感もまた“味”と
いえるのではないか。

これが完璧に
カッコイイ悪女だったら、
破滅していく様など
見ていられないけれど、
武井が演じる元子であれば
楽しめそうである。

ここまでの展開で、
元子は楢林や橋田以外にも、
銀行で働いていた時の
上司・村井亨(滝藤賢一)や
同僚・山田波子(仲里依紗)と
いった敵を作り、ほかにも長谷川や、
「梅村」の
元仲居・島崎すみ江(内藤理沙)などが
怪しい動きをしている。

予告でも、第6話での元子に
暗雲が立ち込めることが
明かされているだけに、
ここからが面白くなりそうだ。
(文=美神サチコ/コラムニスト)

Business Journal更新日:2017/08/18

https://gunosy.com/articles/RLEJi


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。