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錦織圭にあった7年前のどん底、今度も復活を信じて [錦織圭にあった7年前のどん底]

錦織圭にあった7年前のどん底、
今度も復活を信じて

錦織圭46.GIF

男子テニスで、世界9位の錦織圭
(27=日清食品)が、
右手首の腱(けん)の裂傷で、
28日開幕の全米を含む今季すべての
大会を欠場すると発表した。

こういう時に、あのときの言葉を思い出す。

もう2度とトップになれないのではと、
どん底だった」。

錦織は09年年頭に右ひじに違和感を覚え、
同年3月を最後にツアーから離脱。

8月に都内で内視鏡検査を受けると、
軟骨損傷と滑膜の炎症が見つかった。

その場でクリーニング手術を受け、
本格復帰まで約1年を要した。

その間、59位にまで上がっていた
世界ランキングは、10年3月22日付で
消滅した。

10年2月に1度、
米ツアーで復帰を試みた。

しかし痛みが再発し
「あの時が、一番つらかった」。

そして、冒頭の言葉につながる。

その後、4月のツアー下部大会で
本格復帰を果たし、11月22日には
消滅していた世界ランクを99位に戻し、
トップ100に復帰した。

確か11年の頃だった。

雑談の中で
「けがをすると、やっぱり何でだよって思う?」
とたずねた。

軽率だったが、何げなく聞いた質問に
珍しく、いつもは温厚な錦織が、
強い言葉を返してきた。

「決まってるじゃないですか」

トレーニングをおろそかにしている
わけではない。

しかし、けがはつきものだ。

自分ではどうしようもない体の悲鳴に、
自分で自分に腹が立っていた。

09年の手術以来、痛みに関して
敏感になってきたことは事実だ。

また、あのときのように、
どん底は味わいたくない。

少しでも違和感があると、
大事にならないように、
心も体もストップをかけた。

それでも、どん底から復活を果たし、
全米準優勝、世界4位にまで上り詰めた。

今回の離脱も、どのぐらいの期間になるかは、
まだ分からない。

しかし、あの時「どん底」から
世界のトップに復帰したことを思えば、
今回もまた不死鳥のように
復活できると彼は信じていて欲しいと
切に願う。

【吉松忠弘】


日刊スポーツ8/17(木) 14:28配信

最終更新:8/17(木) 14:44

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170817-01873486-nksports-spo



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