寺島しのぶ、長男・眞秀くんのセリフ完璧歌舞伎デビューにも「６０点」と超辛口採点

寺島しのぶ、長男・眞秀くんの
セリフ完璧歌舞伎デビューにも
「６０点」と超辛口採点



女優・寺島しのぶ（４４）の
長男・寺嶋眞秀（まほろ）くん（４）が３日、
東京・歌舞伎座公演「團菊祭」（２７日まで）の
昼の部「魚屋宗五郎」で初お目見えし、
堂々の歌舞伎デビューを飾った。

歌舞伎の人間国宝、尾上菊五郎（７４）、
女優の富司純子（７１）が祖父母で、
尾上菊之助（３９）を叔父に持つ眞秀くん。

菊五郎が当たり役、宗五郎を演じる
演目に出演。

酒屋の丁稚姿で酒だる持ち、
割れんばかりの拍手で迎えられる中、
花道から堂々と一人で登場。

客席から「音羽屋」「かわいい～」の声が
飛び交い、約４分の出演時間だったが、
観客の目をくぎ付けにした。

この酒が、禁酒中の宗五郎が飲んで
大変なことになる最も重要な“アイテム”。

半年間特訓した成果もあり２、３階にも
よく通る声で「ごめん下さいまし～」
「お客様からのお使い物でございます」。

誰からのだ？　と聞かれると
「美しい御女中さんからでございます」。

どんな酒か説明するのに
「灘の生一本、よ～く効きますよ」などと
約１０のセリフを、ゆっくり、
しっかりとした口調で発した。

４歳なのに驚くべき度胸だ。

壇上では一瞬、笑顔に。

しのぶによると、客席にいた眞秀
友達や義理の姉が見え、
目が合ったのだという。

緊張はなく、余裕すらうかがわせた。

それでもしのぶは
「う～ん６０点ですね。
私の方が舞い上がっていたかも。
拍手を聞いて、感極まってしまって」と
涙があふれたという。

眞秀くんは、満点のデビューにも
「明日はもっと大きな声で頑張る」と、
自ら課題を見付け、成長するつもりだ。

なお今回の「團菊祭」では
７代目尾上梅幸２３回忌、
１７代目市村羽左衛門１７回忌を追善。

また坂東彦三郎（７４）が
初代坂東楽善（らくぜん）、
長男の亀三郎（４０）が
９代目彦三郎、
次男の亀寿（かめとし、３８）が
３代目亀蔵、
亀三郎さんの
長男・侑汰（ゆうた）くん（４）
が６代目亀三郎を継ぐ襲名披露もあり、
夜の部では口上も行われた。

スポーツ報知 5/3(水) 17:16配信

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170503-00000094-sph-ent

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