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だいすけお兄さん「ロス」 NHKの幼児番組 「おかあさんといっしょ」 母親たちが引きずる理由 [だいすけお兄さん「ロス」 母親たちが引きずる理由]

だいすけお兄さん「ロス」
NHKの幼児番組
「おかあさんといっしょ」  
母親たちが引きずる理由

だいすけお兄さん.GIF
横山だいすけ(よこやま・だいすけ)/
国立音楽大学声楽科卒業。劇団四季を経て、
2008年4月から17年3月まで
NHKの幼児番組「おかあさんといっしょ」で
11代目うたのお兄さんを務めた。
9年間は歴代最長。
のびやかで心のこもった歌声が持ち味で、
三枚目のキャ...


思うようにいかない子育てを支えて
くれたのは、だいすけお兄さん、
あなたの歌と笑顔と変顔でした。

NHKの幼児番組
「おかあさんといっしょ」で
11代目うたのお兄さんが
今年3月末に卒業して、
早くも1カ月がたとうとしている。

それなのに、母親たちは
「だいすけロス」から
抜け出せずにいる。

どうしてそんなに、
熱い視線が集まるのか。

その背景には、
“孤育て”に悩む母親たちの
切実な思いがあった。

朝8時。

テレビから聞こえてくる
「みんな、元気ー?」という声は
滋賀県に住む女性(30)にとって、
心の支えだった。

結婚して地元を離れ、
新しい土地での子育ては
予想していたよりずっと孤独だった。

夫は仕事で長期の出張が多く、
近所に親しい友達もいない。

娘は1歳ごろまで1時間おきに泣き、
周りの子と比べたくなくて、
支援センターからも足が遠のいた。

夜泣きに付き合ったあと、
明るい部屋でお兄さんの声を聞き
「あ、無事に朝が来た」と、
毎日ほっとした。

夕食を作るときは、
娘が好きな「かぞえてんぐ」の
曲をキッチンから大声で歌った。

お兄さんは子育てを一緒に
乗り越えてきた「戦友」だった。

AERA編集部は3月末から、
だいすけお兄さんへの質問と
メッセージを募集。

96通の手紙とメールのほか
SNSでもコメントが寄せられた。

「番組と、だいすけお兄さんに
救われました」

手紙にそうつづったのは
鹿児島市に住む35歳の女性だ。

「テレビやスマホに子守をさせないで」
という母親学級でのアドバイスに
縛られて、イライラと自己嫌悪で
苦しくなったころ、最初は諦めの
気持ちでつけたテレビ。

お兄さんの歌声に子どもも喜び、
気持ちが軽くなったという。

「夫よりも子育てしてもらった」

「卒業を知りながらどんどん
好きになってしまった」

寄せられたメッセージには
そんな声があふれた。

この9年間で、
きっと“孤育て”は進んだ。

だからこそ毎日家の中で
会えるお兄さんはときに
パパになり、きょうだい役も
こなした。

一緒に歌った曲には子どもとの
思い出が詰まっていて、
母親にとっては戦友……いや、
それ以上に何年ぶりかの
恋だったのかもしれない。

(dot.編集部・金城珠代)

※AERA 2017年5月1-8日合併号

dot. 5/3(水) 11:30配信

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170428-00000100-sasahi-life



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