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真打ち『小さな巨人』に一抹の不安...「キムタク『A LIFE』でカネ使い過ぎた感」丸見え [真打ち『小さな巨人』に一抹の不安]

真打ち『小さな巨人』に一抹の不安...
「キムタク『A LIFE』でカネ使い過ぎた感」丸見え

真打ち『小さな巨人』.GIF

テレビ離れが取り沙汰されるなかでも
“ヒット枠”といわれる
TBS系「日曜劇場」枠で、
4月16日から新連続ドラマ『小さな巨人』
がスタートする。

主人公を演じるのは、昨年話題を呼んだ
映画『シン・ゴジラ』でも主演した
俳優・長谷川博己。

「ゴジラの後は巨人か~」なんて
笑っていた私だが、キャストを見ていて
心配になってきた。

同ドラマで描かれるのは、
警察内部の確執。

主人公・香坂真一郎(長谷川)は
警視庁捜査一課で係長として
活躍していたが、上司の裏切りにより
所轄に左遷されてしまう。

香坂は自身の“正義”を信じ、
捜査一課に返り咲くためにもがいていく。

組織のなかでうごめく各人の思惑や陰謀、
そしてそこに立ち向かう主人公……。

もう、「同枠の定番ストーリーですね!」と
茶化さずにはいられない。

2013年に大ヒットした『半沢直樹』以降、
14年の『ルーズヴェルト・ゲーム』、
15年の『下町ロケット』と、舞台は違えど
“熱いオジサン”のドラマは定期的に
放送されている。

ただ、この「日曜劇場」枠に関しては
「現実社会のオジサンたちが明日から
がんばるためのもの」だと
思っているので、ベースが似ていても
さほど責めるつもりはない。


それよりも私が心配なのは、
今回のキャストの“地味さ”だ。

まず主演の長谷川からして
地味だと思うのだが、
共演者の岡田将生と芳根京子も弱い。

安田顕と香川照之という実力派も
間違いなく必要なのだけれど、
全体的に話題性が足りず、
「この人が出るから見たい!」と
なりにくいメンツなのだ。

決して流行りの俳優や女優、
ましてやアイドルを安易に起用して
ほしいワケではないが、
そういう“客寄せ”が必要なケースも
あると思う。

先ほど、
「同枠はオジサンたちのもの」と
言いはしたものの、
TBSはオジサン視聴者を信頼し
過ぎではないか。

視聴率のための保険として、
オジサン以外の層が興味を示しそうな
キャストを、できれば岡田&芳根より
“派手”な役者を使うべきだった。

なぜこんなに地味な面々しか
集められなかったのかと考えていたら、
そういえば前クールに同枠で
放送されていた
元SMAP・木村拓哉主演の
『A LIFE~愛しき人~』の製作には、
多額の費用が投入されていたとの
話があった。

なるほど、木村のドラマでお金を
使ったから、今期は“節約”モード
なのかもしれない。

そう思うと『小さな巨人』チームが
かわいそうになってきたので、
ドラマと同じように内部事情などに
負けず、ぜひとも一花咲かせてもらいたい。

(文=美神サチコ/コラムニスト)

Business Journal更新日:2017/04/16

https://gunosy.com/articles/RCq1d


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