SSブログ

水野美紀、深夜ドラマ『奪い愛、冬』 立て続けの“怪演”でイメージ脱却 新たな境地へ [水野美紀、立て続けの“怪演”でイメージ脱却]

水野美紀、深夜ドラマ『奪い愛、冬』
立て続けの“怪演”でイメージ脱却 
新たな境地へ

水野美紀1.GIF
『奪い愛、冬』での怪演が話題の水野美紀
(C)ORICON NewS inc.

深夜ドラマ『奪い愛、冬』
(テレビ朝日系)が、
いよいよ最終回を迎える。

倉科カナ、三浦翔平、
大谷亮平、水野美紀による
四角関係が話題を呼び、
昨年の大ヒットドラマ
『逃げるは恥だが役に立つ』
(TBS系)の“ムズキュン”の
向こうを張り、ドロドロしてるけど
キュンとする“ドロキュン劇”
としてコアファンを増幅。

なかでも際立っているのが、
大谷の妻・蘭役を演じる水野で
「怖すぎて震える」
「心臓に悪い」など、
その異常な嫉妬に狂う役で
視聴者を震え上がらせている。

ドラマや舞台、アクション女優としても
活躍する実力派であることは周知の
事実だが、昨年放送の『黒い十人の女』
(日本テレビ系)でも見事な
“怪演”を見せた水野が、
芸歴30年目にして新たな
ポジションを確立している。

◆まるでホラー!? 星野源や指原莉乃ら、
水野の“怪演”を模倣する人が続出

『奪い愛、冬』では、信(大谷)が
3年前に通り魔に襲われたところ
を蘭(水野)がかばって右足に
重傷を負うが、足が不自由となったことを
逆手に取って結婚を迫り、まんまと成功。

しかも「右足が…疼くんだ…」と信に
足をさすることを強要したり、
「虫が(家に)入ってきたら追い払う派?
私は…潰す派」とクッションを
踏みつけて信をビビらせるなど、
どうにもエキセントリックすぎる
妻ぶりを発揮している。

それもそのはず、信はかつての
恋人であるヒロインの光(倉科)と
偶然に出会い、両者の心は再び
燃え上がろうとしているからだ。

第3話では、ウソをついて自宅に
隠れていた蘭が、忘れ物を届けに
きた光と信がキスした瞬間、
「ここにいるよ~~」と満面の笑みを
浮かべてふたりの前に飛び出してくる。

その狂気の表情と理解しがたい
状況は大反響を呼び、ネットで
「ホラー映画だっけ」
「蘭さんが夢に出てきそうで怖い」
「冬彦さん並みの狂気」など、
水野の怪演を絶賛。

その後「ここにいるよ~~」の
セリフは若い世代の女子の間で
マネされるようになり、
『ミュージックステーション』
(テレビ朝日系)に出演した
星野源とHKT48の指原莉乃までが、
水野の怪演を再現して
盛り上がったのだ。


実際、水野本人も第3話放送後、
「エゴサーチしました(笑)。
私が隠れていたのは掃除機入れ
だったのですが、まさか、
あの中にいるとは視聴者の皆さんも
予想外だったのではないでしょうか。
うまくいったな、と思いました(笑)」
(2017年2月10日/ORICON NEWSより)と
満足気に語っていた。

水野の怪演を集めた特別動画
『森山蘭(水野美紀)名場面集~
夫を奪う女は許せない!!~』がYouTube
「テレ朝チャンネル」で公開されるなど、
制作側も水野の“キレッぷり”を
ウリにしている。

脚本を担当した鈴木おさむ氏も、
「念頭にあったのは、昔の大映ドラマの
ような世界観。あの頃のドラマって、
小学生のときに見た衝撃がいまだに
記憶に残っていたりするんですよ」
(『テレビPABLO』2017年2月3日より)
と語る。

たしかに水野の怪演ぶりは1983年の
大ヒットドラマ『スチュワーデス物語』
(TBS系)で、
風間杜夫の元婚約者・片平なぎさが
「ヒロシ…」と義手に着けた
手袋を口で剥ぎ取るシーン“まんま”
とも言える。

◆“キャラ先行型”では危険……演技力と
実績があるからこそ“怪演”が目立つ

また、水野は昨年出演した
『黒い10人の女』でも、
カフェオレをかけられ、
その“カフェオレで溺れる”という
設定のドンくさい愛人役がハマッていた。

同作の脚本を手掛けたバカリズムも、
「この作品の後は相当、変な役も
来るんじゃないかな(笑)。
“あんなことやるんだ?!“って、
世間に知れ渡っちゃいましたからね。
僕としては、水野さんはそもそも
ポテンシャルがすごい方なので、
それを世間に知らしめたかっただけ
なんですけど(笑)」
(2017年1月30日/ORICON NEWSより)と
語っている。

水野自身も
「オファーをいただいた時は、
この役をやったらCMの仕事が
こなくなりそうだなって(笑)。
でも、いま、お芝居をするのが楽しくて。
蘭のようなヒール役をいただいたり、
『黒い十人の女』の時のように笑いの
要素も求められる役をいただけるように
なってきたのは、役者冥利に尽きます」と、
最近の怪演ぶりを楽しんでいる様子。

さらに自身のツイッターでも、
「最終回に向け、(『奪い愛、冬』の)
物語も佳境です。

あ、毎回毎回、佳境ですね」と
まんざらでもなさそうなのだ。

そもそも水野は『踊る大捜査線』シリーズ
(フジテレビ系)の婦警
(後に巡査部長)・柏木(真下)雪乃役が
代表作であり、
『恋人はスナイパー』シリーズ
(テレビ朝日系)も含めて、
日本随一のアクションヒロインとしての
ポジションを確立している。

さらには、古田新太が所属する
『劇団☆新感線』をはじめ、
故・蜷川幸雄さんの作品など数多くの
舞台でも活躍。

水野自身も2007年には演劇ユニット
『プロペラ犬』を設立するなど、
数々の実績があるからこその
演技力であり、“怪演”なのだ。

第6話では信と光はとうとう結ばれ、
ますます“壊れてゆく”蘭は光に
見立てた人形に針を何本もぶっ刺すなか、
信の末期ガンが発覚。信に蘭の秘密を
暴露されるところで終わるが、
3月3日の最終回では“大どんでん返し”が
あるというから、ラストで水野はいったい
どんな怪演を見せてくれるのだろうか?

今後の水野美紀は、正統派はもちろん、
昼ドラで活躍した荻野目慶子や
『真珠夫人』(TBS系)の
“たわしコロッケ”を超える、
“怪奇派”女優としても活躍していきそうだ。

オリコン 3/3(金) 8:40配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170302-00000348-oric-ent



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。