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“元・宝塚”という冠は、色褪せない“宝塚ブランド” 卒業生の進路も多様化の一途 [色褪せない“宝塚ブランド” 卒業生の進路も多様化]

“元・宝塚”という冠は、
色褪せない“宝塚ブランド” 
卒業生の進路も多様化の一途

花總まり.GIF
『おんな城主 直虎』で話題の元宝塚・花總まり
(C)ORICON NewS inc.

“元・宝塚”という冠は、
大地真央や真矢みき、黒木瞳と
いった女優に対してのみ
有効な称号かと思いきや、
近年は紫吹淳や遼河はるひ
などがバラエティ番組で
活躍していることからも
わかるように、多様化の一途を
たどっている。

そんな中、好発進した
NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』
(毎週日曜 総合午後8時~ほか)
の第3話で、今川家家臣の
関口氏の妻・佐名役として
登場した花總まりも、
ネットでは早くも
「佐名姫の女優さんめっちゃ
着物が似合う美人な方」などと
評判を呼んでいる。

宝塚時代は13年に渡り“女帝”と
して君臨していただけに、
偉大な先人たちと同じく
ブレイクが期待されているようだ。

◆元宝塚という“特殊性”と“浮世離れ”感を武器に
バラエティでも需要拡大

元・宝塚ということで言えば、
これまでにも輝かしい実績を
引っ提げて女優デビューを
果たした先輩たちが多くいる。

男役で言えば、
大地真央、
真矢みき、
涼風真世、
真琴つばさ、
天海祐希など、

娘役では
八千草薫、
朝丘雪路、
浜木綿子、
小柳ルミ子、
黒木瞳、
檀れい、
はいだしょうこなど、

新旧名立たるスター女優たちが
目白押しだ。

一般人から見れば、宝塚自体が
社会から隔離されたかのような
神秘のヴェールに包まれ、
“女の花園”のイメージもある
ことから、“元・宝塚”という
だけで何となく特殊性や
カリスマ性を感じてしまう
部分がある。

そうした注目度である種の
“アドバンテージ”を獲得
しているうえに、実際彼女たちには
一様に宝塚で鍛えられた
演技力や歌唱力、表現力が
備わっており、すでに初めから
“スター性”が賦与されていると
すら言えるのかもしれない。

また、宝塚音楽学校時代から
首席であり、元・花組トップスターの
蘭寿とむにしても、舞台やドラマの
女優業のみならず、ソロ歌手デビューも
果たしている。

さらに最近は紫吹淳や遼河はるひら
のように、世間からズレた
“浮世離れっぷり”の言動が
ウリとなって、バラエティ番組に
まで進出しているのである。

今や“元・宝塚組”の活躍の場は
非常に多岐にわたっているのだ。

さらに言えば、漫画やアニメの
原作を舞台化した今の“2.5次元”
ブームにしても、宝塚こそが
“元祖・2.5次元ミュージカル”であり、
1974年の『ベルサイユのばら』
初演以来40年以上に渡り、
現在のエンタメ界の人気コンテンツに
与えている影響は計り知れないもの
がある。

そういった意味では、元・宝塚という
“絶対的ブランド”と信頼がある
からこそ、ドラマやバラエティ、
舞台でも、視聴者や観客は
安心して作品を観ることができるし、
制作側もある程度の数字が
見込めるという“ウイン・ウイン”
関係が成立していると言えるだろう。

◆13年トップに君臨した“女帝”花總まり、退団後は
マネージャーに転身した異色女優

先述の花總まりも1991年、
第77期生として宝塚歌劇団に入団。

元・宝塚歌劇団雪組・宙組トップ
娘役として活躍し、同期には
安蘭けい(元星組トップ)や
朝海ひかる(元雪組トップ)など
がいる。

1993年には早くも初ヒロインを演じ、
1994年には『風と共に去りぬ』で
主演のスカーレット・オハラ役を
務めるなど、13年もの長期にわたり
トップとして活躍したことから
“女帝”と呼ばれた。

2006年に宝塚を退団した後、
2010年に舞台復帰すると
ミュージカルを中心に
活動してきたが、今回の『直虎』では
満を持してテレビドラマデビューを
果たすことになる。

2010年に舞台復帰するまでは
相手役(男役)だった和央ようかの
マネージャーをしていたという
経歴もあり、ある意味
“遅咲きジェンヌ”とも言われるが、
それだけに本人の
オフィシャルブログでも、
「いよいよ明日、
登場します(大河ドラマ) 
久しぶりの和物、気持ちが
引き締まり楽しかったです」と
気合いの入った様子を見せていた。

そして何よりも、花總は現在43歳とは
思えないほどに若々しく、
大河出演者の中でも飛びぬけて
着物が似合う“和風美女”。

同じ宝塚出身者で言えば檀れい的な
匂いも放ちながら、その凛とした
たたずまいや視線、声の調子と
いった細やかな演技から漂う迫力は、
さすが元・宝塚トップ女優といった
貫禄がある。

花總は井伊直平の娘・佐名役で、
井伊が今川に服属した証しとして
駿府に人質として送り込まれるという、
井伊家に対して屈託を
抱えている役どころ。

さらには今川家に嫁いだ後、
徳川家康の正室となる
瀬名・築山殿(菜々緒)を出産する
というのだから、ドラマでも
ポイントとなる役どころであることは
間違いない。

今回の大河ドラマ以外でも、
綾瀬はるか主演のNHK大河ファンタジー
『精霊の守り人』シーズン3
(11月放送)への出演がすでに
決定しているという花總まり。

“遅咲きジェンヌ”と言われようが、
これまでの先輩たちのように
“元・宝塚”の金看板を
背負っているだけに、
今作でも確かな爪あとを
残してくれるだろう。

オリコン 2/4(土) 8:40配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170204-00000302-oric-ent
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