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俳優、海外ソロ、映画劇伴…多才ぶり発揮するRADWIMPS・野田洋次郎 [RADWIMPS・野田洋次郎]

俳優、海外ソロ、映画劇伴…
多才ぶり発揮するRADWIMPS・野田洋次郎

RADWIMPS・野田洋次郎.GIF

新海誠監督による映画『君の名は。』が
9月17日・18日の全国映画動員ランキング
(興行通信社調べ)で4週連続1位となり、
19日までの累計では動員690万人
興収91億円を突破し、スタジオジブリ
以外のアニメーション作品としては
初となる大台100億円突破も目前に
迫っている。

こうした中、RADWIMPSによる劇中音楽を
収録したサウンドトラック『君の名は。』も
2週連続でアルバム1位を獲得するなど
好セールスを記録。

この大半の楽曲の作編曲を手がけているのが、
RADWIMPSのボーカル・野田洋次郎だ。

最近ではバンドのほか、海外を見据えた
ソロプロジェクト「illion」や俳優活動、
プロデュース業など、様々な分野で
才能を発揮している。

ファンからはカリスマ的ともいえる
人気を獲得している野田の魅力に
改めて迫ってみたい。

■若者からカリスマ的な人気を誇るRADWIMPSにおける野田
まだ野田が高校生だった2001年に結成された
RADWIMPS(以下、RAD)は、
ライブ活動や音楽コンテストを
きっかけに注目を集め、
2005年11月、シングル「25コ目の染色体」で
メジャーデビュー。
同作こそシングル最高45位という記録だったが、
その後、作品リリースごとに徐々に売上を
伸ばしていき、ついに2006年11月発売の
シングル「セツナレンサ」で初週売上2.2万枚を
記録してTOP10入り(4位)

同年12月発売のアルバム
『RADWIMPS 4~おかずのごはん~』では
初週7.8万枚を売り上げて5位に
ランクイン
(ちなみに176週にわたってランクインする
ロングヒットで、累計34.6万枚を売り上げている)。

続く2008年1月発売のシングル
「オーダーメイド」では自身初の1位
獲得するなど、デビューから3年ほどで
邦楽ロックシーンを代表するバンドの
ひとつへと成長した。

RADは今年8月26日のテレビ朝日系
『ミュージックステーション』で結成15年、
メジャーデビュー11年目にして
初の地上波音楽番組出演となったが
(『君の名は。』主題歌の「前前前世」
(movie ver.)を披露)、
2000年代にデビューした多くの
邦楽ロックバンドと同様に、テレビ番組
への出演など大規模な宣伝展開を
あまり積極的に行ってこなかった。

それにも関わらず、ここまでのカリスマ的
ともいえる人気を獲得するバンドとなったのは
デビューからライブや大型フェスなどに
積極的に参加してきたことはもとより、
ボーカル・野田が紡ぎ出す
唯一無二の歌詞にある。

時には“哲学的”“天才”とも評される
RADの詞は、実体験を野田ならではの
感性で言葉にしており、言葉遊びの
ようでありながら、多くの若者の共感を呼んだ。

その一方で、どんなに革新的な作品に
挑もうとも、洋楽や邦楽ロックからも
影響を受けている彼らの楽曲は、
どこかに大衆性を残している。

『君の名は。』ではRADならではの詞や
サウンドに加えて、こうした大衆性の
巧みなバランスで、映画、音楽と
相乗効果で互いに好影響を与えている。
デビュー11年目で中堅からベテランに
差し掛かった時期ではあるが、
今回のヒットで、新規ファンを
開拓できたのではないだろうか。

■表現者として新たな分野へと挑戦していく姿勢
SEKAI NO OWARIやゲスの極み乙女。など、
2010年代に入ってからブレイクしたバンドは
SNSやブログなどで積極的に私生活まで
明かしている人たちも多いが、
RADのように2000年代のデビューした
邦楽ロックバンドは、バンドイメージもあってか、
メディア出演があまりないだけでなく、
そもそもSNSやブログなども積極的に
やっていないなど、ライブやリリースが
ない期間はあまり表舞台に出てこない
バンドもいる。

また、俳優や他アーティストのプロデュースなど、
ジャンルを隔てた活動を行うことはあるが、
あくまでもバンドがメインであるという
スタンスを崩さない人が多いように感じられる。

こうした中で、野田はやはりホームである
RADを大切にしながらも、比較的他ジャンルへの
チャレンジには柔軟な姿勢が感じられる。

たとえば、2012年より始動させた
ソロプロジェクト「illion」では、
兼ねてからの願望であった海外での
活動を見据えており、
海外でのリリースのほか、
イギリスやドイツなどでもライブを開催。

また、昨年6月公開の映画『トイレのピエタ』では
俳優デビュー作にして主演を務め
「第39回日本アカデミー賞」では
新人俳優賞を受賞するなど、
ファン以外からも好評価を得た。

また、クリエイターとしてもハナレグミやAimer、
“酸欠少女”さユリなどへの楽曲提供
プロデュースを行っている。
優業に挑む際、野田はRADという
確固たる自身の基盤があるからこそ、
新たな分野へと挑めると明かしていたが、
表現者としての成長は、今後、RADが
世に送り出す作品にも色濃く
表れてくるのだろうか。

11月発売のニューアルバムが待ち遠しい。

オリコン 9月23日(金)8時40分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160922-00000316-oric-ent




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