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ガラケー なかなか絶滅しない…首位パナが次々新機能、スマホより優位に立つ? [ガラケー なかなか絶滅しない]

ガラケー なかなか絶滅しない
首位パナが次々新機能、スマホより優位に立つ?

ガラケー.GIF


◆安い料金

 スマホよりもガラケーが優位に立つ点として、
端末の頑丈さや電池のもちを含めた使い勝手の
良さがあげられるが、最も大きいものは維持費
の安さだ。

MM総研の調査では、スマホの月額平均利用料金
が6283円なのに対しガラケーは約半額の
3260円。

余計な機能をそぎ落とすことで端末価格を
安く抑えているのも売りとなっている。

スマホとガラケー、タブレット端末とガラケーを
持つ「2台持ち」や法人向けの需要が市場を
下支えする。

それらに加え、
「いったんはスマホを買ってみたが、
機能を使い切れなかったり、
慣れ親しんだガラケーの方がよいと
戻ってくる需要も増えている」
(パナソニックの担当者)ことも、
ガラケーが“絶滅”しない要因となっている。

◆独自進化

ガラケーもカメラの画素数を高めたり、
無線通信規格に対応するなどの
機能充実も進んでおり、新サービスも
提供され始めた。

パナソニックが昨年11月から
NTTドコモ向けに提供する
「P-01H」は、登録したあて先に
歩数計のデータや電池残量、
端末を開いた回数などをメールで
知らせる独自の
「みまもりメール」を使えるようにした。

例えば、離れた場所に住む家族や一人で
暮らす親の様子をガラケーの利用状況を
通じて知ることができる。

端末の設定だけで利用可能で料金も
月額100円程度で済むといい、
一人暮らしの高齢者らの安否確認に
利用してもらおうと、
自治体などに売り込みをかける。

京セラやシャープのガラケーは、
スマホで人気の無料対話アプリ
「LINE」に対応し、
“ガラホ”として注目を集めている。

多くのガラケー端末は高齢者向けに
文字を拡大して見やすくする機能を
搭載するなど、使い勝手に磨きをかける。

何とか生き残ったガラケーは独自の
“進化”の方向性を模索している。


急速に普及するスマートフォンの陰で、
「ガラパゴスケータイ(ガラケー)」と
呼ばれる従来型携帯電話の出荷台数も
堅調に推移していることはあまり
知られていない。

法人や高齢者の底堅い需要に加え、
電池のもちを含めた使い勝手の
良さやスマホの約半額という
維持費の安さにひかれ、
スマホからガラケーに戻ってくる
需要も市場を下支えしている。

パナソニックなどは新機能を搭載した
機種の投入や新サービスを始め、
ガラケーの需要掘り起こしを進める。
(橋本亮)

◆出荷堅調

「減少したとはいえ、従来型携帯電話の
出荷台数は依然として、高い水準の
市場規模を誇っている」。

国内ガラケー市場でシェア首位を確保する
パナソニックの担当者は、
足元の市場動向をこう解説する。

一時期より勢いこそ衰えたものの、
平成26年度のガラケーの出荷台数は
1040万台で、パソコン(919万台)や
デジタルカメラ(578万台)、
薄型テレビ(545万台)を
上回る規模を維持しているのだ。

スマホの急速な普及に伴い、
ガラケーの出荷台数は減少の一途をたどった。

調査会社のMM総研(東京)の調べによると、
20年には携帯電話の国内総出荷台数のうち、
90%以上をガラケーが占めたが、
米アップルのiPhone(アイフォーン)の
登場などもあり、一気にスマホが普及。

23年にはガラケーの構成比が
40%程度にまで落ち込んだ。

ここ数年はスマホへの買い替え需要が一巡し、
ガラケーの出荷台数はほぼ横ばいで
推移しており、構成比は30%程度。

契約数でみると、今も5千万人超が
ガラケーを利用している。

パナソニックも年間200万台強を出荷し、

「まだまだ成長の余地は大きい」と
同社の担当者は力を込める。


http://www.iza.ne.jp/kiji/economy/news/160523/ecn16052315200013-n1.html
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