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徳永えり 朝ドラ「わろてんか」で新境地 視聴者を飽きさせない“怪演” [徳永えり 朝ドラ「わろてんか」で新境地]

徳永えり 朝ドラ「わろてんか」で新境地
視聴者を飽きさせない“怪演”

徳永えり2.GIF
「わろてんか」でヒロイン・てんを支える
印象的な演技を披露している徳永えり

NHK連続テレビ小説「わろてんか」が
終盤を迎え、視聴率も好調に
推移している。

最新の第16週
(1月15~20日)は
ビデオリサーチ社が既に
発表している
15~18日の視聴率
(関東地区)で、
すべて20%の大台を超えた。

10月のスタートから
18~20%を常に
キープしており、
朝ドラの合格ラインでもある
番組全体の平均視聴率
20%をクリアする可能性が高い。

主演の葵わかな(19)が見せる
太陽のような笑顔で1日を
始めることが、朝ドラファンの
リズムになっているようだ。

物語は、吉本興業の創始者を
モデルに、大正から昭和に
かけて大阪の町でお笑い文化を
根付かせたヒロイン・てんの
成長を描いている。

笑いがテーマだけに番組全体の
ムードは明るく、大野拓朗(29)や
広瀬アリス(23)ら芸人を
務める役者たちの怪演も
楽しみのひとつだ。

記者は、濱田岳(29)と
徳永えり(29)のコンビに
注目したい。

2人が演じているのは、
ヒロインを支える
風太とトキの夫婦。

小気味良い掛け合いで大阪の
下町の雰囲気を漂わせ、
視聴者を飽きさせない
会話劇を展開している。

そのライブ感あふれる掛け合いが
生まれる秘密について、
徳永は
「濱田さんのアドリブが
すごいからでしょう」と明かす。

ただ、アドリブが生きるのも、
受ける側が気の利いた返しを
できないと空回りしてしまう。

濱田に聞いてみると
「徳永さんはどんな球を
投げても拾ってくれる。

やっていて楽しいんですよ」と
“相方”を絶賛だ。

これに、徳永は
「投げられたボールを
うまく拾えないと
悔しいじゃないですか。

だから、何とか2人でいい
演技になるように努力しています」
と話す。

これまではどちらかというと、
しっかり者だったり、
まじめすぎる女の子の役が
多かったが
「こういう自由度の高い演技を
濱田さんに教えてもらっている
感覚です」と
新境地を楽しんでいる。

女優としての経験値はとても高い。

2010年には映画「春との旅」の
演技で毎日映画コンクール
スポニチグランプリ新人賞を獲得。

朝ドラも過去に
「梅ちゃん先生」
(12年)
「あまちゃん」
(13年)と2作に出演した。

それでも
「今回、濱田さんとの共演を通じて、
もっとフラットに演技と向かい
合ってもいいのかな、と
感じています」と
新たなステップを
上がっていることを実感している。

今年で30歳。

学生のころはとっくに
結婚していると思っていた
年齢だという。

「でも、今はとにかく仕事が
楽しいですね。

だから、今のところは
プライベートよりも仕事優先です」
という笑顔が輝いて見えた。
(記者コラム)

スポニチアネックス更新日:2018/01/21

https://gunosy.com/articles/aavX7

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