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稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾による“革命の3日間” 『72時間ホンネテレビ』を振り返る [稲垣、草彅、香取による“革命の3日間”]

稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾による
“革命の3日間”『72時間ホンネテレビ』を
振り返る

『72時間ホンネテレビ』.GIF
(C)AbemaTV

11月2日夜9時からスタートした、
稲垣吾郎、
草彅剛、
香取慎吾による
インターネットテレビ生放送特番
『72時間ホンネテレビ』
(AmebaTV)が11月5日夜9時に
幕を閉じた。

ジャニーズ事務所から独立後、
初めて3人が共演し、
彼らのやってみたいことを
踏まえて、72時間という
規格外の生放送に挑んだ同番組。

稲垣はブロガーに、
草彅はユーチューバーに、
香取はインスタグラマーに……と、

それぞれSNSをスタートさせ、
Twitterでのトレンドワード
世界一を目指すなど
チャレンジングな企画が
ギュッと詰め込まれた。

なんと贅沢な時間だっただろう。

彼らと同じ時を生き、
一緒に戸惑って笑って
泣いた3日間。

がむしゃらな彼らの姿に
胸がいっぱいになった。

■3人が起こしたインターネットテレビの革命

「新しい地図」と名付けられた
3人のプロジェクトは、
Webを中心にこれまで彼らが足を
踏み込んだことのなかった
世界を開拓していく道のりそのもの。

SNSを始めた彼らは、
新しいオモチャを手にした
少年たちのように遊びまくり! 

そんな彼らに優しく使い方を
レクチャーする芸能人ブロガーや
インスタグラマー、
ユーチューバーたち。

その姿は、新しい世界で
「 一緒に遊ぼうよ」と、
手招きして迎えてくれる
ように見えた。

彼らの新たな一歩を
見守ったゲストは100組以上。

3人の人徳を証明するような数字だ。

爆笑問題や関根勤、キャイ~ンら、
過去に共演してきた
お笑い芸人たちが
番組の進行をサポートする姿は、
何よりも頼もしく感じた一幕だ。

『ホンネテレビ』は、
生放送で行なわれるがゆえの
ハプニングや、ゆるさ、
そしてヒヤヒヤする場面も
もちろんあった。

なかには、
「おふざけがすぎる」と
言われかねような企画も。

だが見ているうちに、
この雰囲気こそ、
いつの間にか地上波では
許されなくなった
遊びの部分なのかもしれないと
感じた。

何が起こるかわからない
ヒリヒリするような展開は、
ある意味古き良きテレビを
彷彿とさせたからだ。

大掛かりな爆破をしたり、
パニック覚悟でゲリラロケを
敢行したり……
“こんなことして大丈夫?”な企画は、
地上波放送ではなかなか見なくなった。

だが、『ホンネテレビ』 では、
そんな企画が次々と待ち受ける。

少し目を離すと
「今どういう展開?」と
いう少々乱暴な流れもあったが、
視聴者同士がコメント欄で
コミュニケーションを取り、
途中参加組の合流も助ける。

番組のツメの甘ささえも、
視聴者たちが補い合っていく
ことができるのは、
インターネットテレビならでは。

また、途中で進行に困った香取が
視聴者のTwitterで意見を求める
場面もあった。

直接出演者と視聴者が通じること
ができるのも、彼らにとっては
新しかったことだろう。

視聴者は参加する喜びを、
出演者は伝わっている
手ごたえを感じられる。

そんな楽しみを、
今回の番組で多くの人が
発見できたのではないだろうか。

■旧来と未来の架け橋となる40代アイドルに

綾小路きみまろが登場したとき
「ネットの番組に出るのは初めて。
生きてる時代が違うから」と
いう発言をしていた。

綾小路きみまろといえば、
“中高年のアイドル”。

彼やそのファンの世代の中には、
インターネットの進化に
追いつけないと距離を置いて
しまっている人もいるかもしれない。


今や、小学生の将来の夢として
ユーチューバーが上位ランクイン
しているという現実に
ジェネレーションギャップを
抱く人も少なくないだろう。


ひと昔前は家族みんなで1台の
テレビを囲むのが常識だった。

だが、スマホで一人一人好みの
動画が楽しめる時代に。

日々触れる情報が異なれば、
同じ話題で楽しめることも少なくなる。

だが、世代を超えて愛される
3人が今回ネットの世界に
飛び込んだことで、
多くの人が新しい世界を
受け入れるきっかけを
持てるようになったことだろう。

また、今回、彼らは同時間帯に
放送されている番組、いわゆる
“裏番組”に出ないという
業界の常識の枠をも超えた。

11月5日の夜7時からは、
香取&草彅が
パーソナリティを務める
レギュラーラジオ
『ShinTsuyo POWER SPLASH』
(bayfm)もあったのだが、
こちらには有村昆が
ピンチヒッターとして登場。

『ホンネテレビ』の
クライマックスを飾る
3人のライブを実況放送して、
一緒に楽しむという粋な
展開を見せたのだ。

これまで親しんできたものも、
新しいものも、柔軟に楽しんで
みようよ、エンターテインメント
なんだから! 

そんな姿勢を体当たりで見せてくれた。

もちろん、新しい道は未整備ゆえに、
転ぶこともある。

番組中に草なぎがYouTubeに
上げた大型実験動画も、
大失敗に終わった。

だが、失敗はそこで終わりではなく、
「次こそは」と上を向いて頑張れる
スタート地点になる。

失敗も楽しめる余裕こそ、
次の進化を生むのだと、
彼らの姿勢から感じた。


■選択に迷わないのは、好きなことだから

『ホンネテレビ』と銘打った
本番組で、最も3人がホンネで
語ったのは、かつて共に
SMAPとして活動した森且行との
語らいの時間だろう。

実に21年振りとなる共演。

森はSMAPがトップアイドルへの
階段を駆け上がっていた真っ只中に、
オートレーサーになる夢を追って
脱退した。

弟のように可愛がられていた
香取は当時を思い返し、
「暗い道でひとり泣いたりしたの
覚えてる。“アニキー!”
みたいな感じ。

アニキが急に夢叶えるとかいって
ひとりいなくなっちゃうみたいな」と
ホンネをぶちまけた。

そして、選択を後悔したことは
ないのかと聞いた。

それは、自らの意志で新しい道を
歩み始めた今、感じた不安を
アニキにぶつけたくなった
のかもしれない。

すると森は静かに
「何回もあった。
うまく走れなくなったときとか、
優勝できなくなったときとかに……
でも、まだ楽しんでるかな。
好きなんだろうね、
オートレースが」と
語るのだった。

■最後に感じさせられた、彼らの持つ“歌の力”

72時間、ほぼ不眠不休で
カメラの前に立った3人が、
クライマックスで見せてくれたのは、
72曲のメドレーライブ。

星野源の「恋」、
欅坂46の「サイレントマジョリティー」、
米米CLUBの「君がいるだけで」、
THE BLUE HEARTSの「青空」、
斉藤和義「歌うたいのバラッド」
など世代を超えたヒットソングを
歌い上げる。

汗だくになり、声も枯れ、
まさに疲労困憊。

しかし、観覧するファンと
ハイタッチしたり、
肩を組んだりと実に
楽しそうに歌う。


3人が選曲したという72曲は、
いずれも前に前にと進むことを
歌う曲ばかり。

71曲目に歌われた坂本九の
「上を向いて歩こう」では、
香取が思わず声を詰まらせる
シーンも。

すると、ファンが自然と歌い始める。

「ずっとずっと仲間だから、
応援しています」
エンディングロールで再び登場した
森が3人に伝えた言葉には、
新しい地図のファンを示す
NAKAMAと同じ“仲間”という
言葉が使われていた。

この想いは、かつての
メンバーもファンも変わらない。

72時間の放送を終えてみると、
稲垣のブログはアメーバブログの
中で3日連続1位を記録し、
草彅のYouTube動画は
再生数536万回以上、
香取のInstagramはフォロワー数
100万人以上、総いいね!

数は日本1位に輝いた。

そして、番組関連ワードで
Twitterのトレンド入りしたのは
100以上。

なかでも“森くん”という
ワードが3時間以上も世界1位になった。

「“森くん”で獲ったのが1番うれしい」
と笑う3人。

それは、誰かを喜ばせることが
彼らの好きなことであり、
骨の髄までエンターテイナーだと
いうことを改めて思い知らされる
瞬間だった。


<きみのいちばん好きな瞬間を 
いまから、アップするよ>

小西康陽が作詞作曲した番組の
テーマソング「72」が、
今も頭の中を流れている。

『ホンネテレビ』は終わったが、
彼らと遊ぶ楽しい時間はまた
アップされる。

そして、まだ誰も見たことのない
風景へと誘ってくれることだろう。

“新しい地図”は開かれたばかりだ。


リアルサウンド11/6(月) 7:00配信


https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171106-00010002-realsound-ent

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