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大地真央(初の女性院長)は1話で“クビ”に「ドクターX」の贅沢とスピード感 [「ドクターX」の贅沢とスピード感]

大地真央(初の女性院長)は1話で“クビ”に
「ドクターX」の贅沢とスピード感

「ドクターX」の贅沢とスピード感.GIF
おなじみのメンバー(C)日刊ゲンダイ

コラム【TV見るべきものは!!】

ドラマのシリーズ物は、
おなじみのメンバーが、
おなじみのストーリーを
演じるだけになった途端、
視聴者が飽き始める。

ベースとなる世界観を変えずに、
細部は時代や社会とリンク
させながら変えていくこと。

それをしっかり実現しているのが、
米倉涼子主演ドラマ
「ドクターX ~外科医・
大門未知子~」
(テレビ朝日系)だ。

たとえば今シリーズの初回。

舞台となる東帝大学病院に、
初の女性院長(大地真央)を
誕生させた。

彼女のモットーは「患者ファースト」。

医学界や医師たちに清廉性を
求めることから、ニックネームは
「マダム・クリーン」だ。

結局、不倫問題でクビを切られたが、
出だしのインパクトとしては
十分だった。

また普通なら、この女性院長を
数週間は活用すると思うのだが、
たった1週で舞台から下げて
しまったことも驚きだ。

「もったいない」と考えるより
「贅沢感」を、そして
「スピード感」を大事にしたのだろう。


それは第2話も同様だ。

このシリーズから登場した
「ゆとり世代の医師」の一人、
伊東亮治(野村周平)を軸に
物語が展開されたが、
伊東は医師をやめて
ミュージシャンを目指すことに。

好演した野村も1回限りだった。


一方、ブレない大門はもちろん、
神原(岸部一徳)や
麻酔科医の城之内(内田有紀)、
蛭間(西田敏行)と
取り巻き連中などの“変わらなさ”に
ホッとする。

不易と流行の絶妙なバランスだ。

(碓井広義/上智大学教授=メディア文化論)

日刊ゲンダイDIGITAL10/25(水) 9:26配信

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171025-00000006-nkgendai-ent

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