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『あなたのことはそれほど』 主題歌で話題、謎の覆面バンドの正体とは? [“あなそれ”主題歌で話題、謎の覆面バンド]

『あなたのことはそれほど』 主題歌で話題、
謎の覆面バンドの正体とは?

“神様、僕は気づいてしまった”.GIF

波瑠が主演を務める話題のドラマ
『あなたのことはそれほど』
(TBS系)。

エンディングではいつも、
“この後どうなる?”と
次回への期待を煽られるが、
その背景に流れている曲を
ご存知だろうか。

主題歌のタイトルは「CQCQ」
歌っているのは
“神様、僕は気づいてしまった”という、
謎のクレジットだ。

ドラマティックな曲調と中性的な
ボーカルが印象的な彼らは、
“神様、僕は気づいてしまった”と
いう名前の4人組ロックバンド。

覆面を被り、素顔を見せない
彼らは一体何者なのか。

ボーカルのどこのだれか、
ギターの東野へいとに話を聞いた。

◆覆面バンド、隠したいのは
「正体じゃなくて、自分たちの表情」

昨年11月、YouTubeで彼らの
1stミュージックビデオ
「だから僕は不幸に縋っていました」が
公開されるやいなや話題を集め、
再生回数は無名バンドとしては
異例の160万回超えを記録。

今年5月9日に公開されたばかりの
『あなたのことはそれほど』
主題歌「CQCQ」のミュージックビデオは、
1ヶ月足らずですでに180万回を超えている。

若年層を中心にネットで盛り上がりを
見せた彼らの楽曲は、ドラマで
流れることにより一般層へと波及。

そして彼らは、正体不明のまま
メジャーデビューを果たすこととなった。

――メジャーデビュー前にドラマ
『あなたのことはそれほど』の
主題歌に抜擢されたお気持ちは?

【東野へいと】僕はこのバンドが
なかったらただの素人なので、
地上波のテレビで自分の曲が
流れているというのは、
純粋にうれしい気持ちと同時に、
不思議な感じがしています。

【どこのだれか】僕、芸能人も
ほとんど知らないんです。
だから最初にドラマ主題歌の話が
きたときも、すごいことなん
だろうなっていうのはわかるけど、
正直、実感がわきませんでした(笑)。

――「“神様、僕は気づいてしまった”
ってなんだろう?」と思う視聴者も
多いと思います。
ミュージックビデオではマスクを
被っていますし、プロフィールも
明かしておらず正体不明。その意図は?

【東野へいと】覆面バンドなので
仕方ないとは思うんですけど、
決して正体を隠しているわけでは
ないんです。
僕たちが本当に隠したいのは
正体じゃなくて、自分たちの表情。

僕は曲を作るうえで、歌詞も含めて
システマティックに積み上げて
いくことが好きなので、
聴く人にちゃんと伝えるためには、
表情が邪魔になってしまうんですよ。

楽曲をきちんと伝搬するにあたり、
ノイズを乗せないという意味で、
無機質でつるっとした
マスクをしているんです。


――不思議なバンド名の意味は?

【東野へいと】10代の頃って、
言葉にできないからこそ苦しい時期って
あるじゃないですか。
僕たち大人だって、人生で行き
詰まったときは神様にすがってしまう。

自分の力で証明できない部分を、
超常的な“神様”という形に
押し込めてしまったりしますよね。

でも、それは思考停止することだし、
どうなの?と思うわけです。

それに、そうやって“神様”と
された存在があるとするならば、
人間に甘えられて酔っているん
じゃないかって。

“僕たちはちゃんとそういうことに
気づいているよ”ってことを
音楽で表現したくて、
この名前になりました。


◆ネットからテレビへ、
主題歌で意識したのは
『東京ラブストーリー』

――テレビなど以前にYouTubeで
曲や映像を公開したり、ネットとの
親和性が高いですよね。

【どこのだれか】インターネットで
僕たちの曲を聴いてくれる人は、
まず検索してクリックして、
初めて僕らの音楽にたどりつくわけ
じゃないですか。

受け身ではなく、
自ら探して求めてくれている。

動画の再生数って、本当に
観られている数だと思うんですよね。
とはいえ、僕は別に有名になりたい
という考えはまったくない。

僕たちは、自分たちの音楽の在り方、
何を伝えたいのかということに
重点を置いているんです。

――ドラマで流れたことにより、
ネットばかりでなくお茶の間にも
曲が届くようになりました。
デビューシングル曲ともなる
「CQCQ」は、どんな思いで?

【東野へいと】脚本を読んで、
どの歌詞がドラマの内容とリンク
しているのか、視聴者がわかる
ようにしたいと思いました。

それが、ドラマのタイアップでは
大事なことだと思ったんですよね。

昔、ドラマ『東京ラブストーリー』
(1991年 フジテレビ系)の
主題歌「ラブ・ストーリーは突然に」に
ついて、小田和正さんが語っている
インタビューを読んだことがあって。

そこには、小田さんが最初に作った
渾身の1曲が、ドラマに沿った
歌じゃなかったからボツになったと
書いてあった。

そのとき、
“あれほどのビッグスターでも、
ちゃんと書き直すんだ!”って
ビリビリきたんです。

先輩たちは、ドラマと音楽で、
リスペクトし合う友好な関係を
築いてきた。

僕もそんな歴史を崩したく
なかったんです。

だから今回、ドラマに沿うように、
かつバンドとしても立たせたい
曲を…と考えて、人生の上での
葛藤を船旅に例えて作りました。

◆緻密に計算された楽曲と
真似できないボーカルが武器

――どこのだれかさんの声は中性的で、
ドラマでもすごく耳に残ります。

【どこのだれか】以前は自分の声が
好きじゃなかったんです。

いろいろ変化してはきているんですけど、
今は自分の好きな歌が歌えていて、
少しずつ声も好きになりました。

【東野へいと】正直、自分の書く歌詞や
ギターは、どのバンドでもできることだと
思うんです。

でも彼のボーカルは、絶対他の
バンドには真似できない武器。

こいつの声、いいだろっていうのを
伝えていきたいし、彼が歌うことによって
意味のある言葉を選びたい。

僕らはあまり人間味がない
バンドだけど、この声が乗ることに
よって、フューチャー世代というか、
新人類っぽさを感じられる気がします。

――お互いの音楽性についてどう思いますか?

【どこのだれか】彼(東野)の曲は、
僕の好きなジャンル、やりたいジャンルに
とても近くて。なのに、
“なんで自分の作る曲と違って、
ものすごく緻密なんだろう”と
思っていたんです。

自分は感覚で曲を作っているのに、
彼はすべて計算して音楽を作っている。

“これが理系の脳なんだ!”と、
尊敬しています。(笑)。

彼の音楽はもっと多くの人に
聴かれるべきだと思っていたし、
日本人の琴線に触れるメロディと
歌詞だと思うので、こういう形で
世に出させていただいたのは、
とてもうれしいです。

【東野へいと】僕の作る音楽は、
人が歌うようなメロディじゃな
かったりして。
普通の人が歌ったら、
絶対に破たんするんじゃないかって
思います。

【どこのだれか】彼の歌は死ぬほど
難しいんですよ(笑)。

【東野へいと】でも、彼が歌うことによって、
リスナーは難しさを感じない。

そうしてナチュラルな作品に昇華して
もらっているので、彼との出会いは
運命だと思います。

(文:今 泉)

オリコン 5/31(水) 8:40配信

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170529-00000339-oric-ent

ドラマ『あなたのことはそれほど』主題歌「CQCQ」ミュージックビデオ

神様、僕は気づいてしまった - CQCQ






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