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指原莉乃 「自虐と毒舌」を武器にMCの実力 ブログトップ

指原莉乃 「自虐と毒舌」を武器にMCトップ戦線に躍り出る [指原莉乃 「自虐と毒舌」を武器にMCの実力]

指原莉乃 「自虐と毒舌」を武器に
MCトップ戦線に躍り出る

指原莉乃13.GIF
MCとしての活躍がめざましい指原

HKT48のメンバーでバラエティー番組に
引っ張りだこの指原莉乃(24才)。

最近はMCとしての仕事も増えてきて
いたが、この春、ゴールデンや
新番組での起用が相次いで
決まっている。

MCとして飛躍の春となりそうだが、
司会者・指原莉乃の実力を改めて
分析してみたい。

コラムニスト・テレビ解説者の
木村隆志さんが解説する。

* * *

この春、指原さんがMCを務める
『徳井と後藤と麗しのSHELLEYと
芳しの指原が今夜くらべてみました』
(日本テレビ系、水曜21時、4月19日~)と
『こんなところにあるあるが。
土曜あるある晩餐会』
(テレビ朝日系、土曜21時58分、
4月15日~)がゴールデンタイムに昇格。

さらに深夜でも、
オール深夜ロケに挑む『真夜中』
(フジテレビ系、日曜25時25分、4月16日~)、
全国のアイドルをゲストに迎える
『この指と~まれ!』
(フジテレビ系、金曜26時、5月5日~)の
新番組2本がスタートします。

指原さんはこれまでも、
『HKT48のおでかけ!』
(TBS系)、
『さしこく~サシで告白する
勇気をあなたに~』
(フジテレビ系)、
『指原カイワイズ』
(フジテレビ系)などで
MCを務めてきたものの、
いずれもAKBグループの
メンバーが大半を占める
深夜番組でした。

それだけに、前述した4つの番組は
相当なステップアップと言えます。

ただ、指原さんは
『ガッテン!』(NHK)、
『ワイドナショー』(フジテレビ系)、
『痛快TV スカッとジャパン』(フジテレビ系)、
『有吉反省会』(日本テレビ系)、
『くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館』
(テレビ朝日系)、
『この差って何ですか?』(TBS系)と、
各局で準レギュラー番組を持っているなど、
女性タレントの中でも経験値と認知度は
トップクラス。

言わば、準備期間が終わり、
満を持してゴールデンタイムでの
MC挑戦ということになります。

◆女性タレントに毒を放つ貴重な存在

指原さんのMCは、
「考えすぎない」
「無理しない」自然体スタイル。
てきぱきと進行するのではなく、
視聴者の延長線上にいるような
立ち位置から、出演者に何気なく
声をかけています。

特筆すべきは、番組の
アクセントになるツッコミ。


時に素朴な疑問、
時に過剰気味な同意、
時に確信犯的な批判など、
視聴者が薄々感じていたことを
代弁してくれるのです。

とりわけ笑いの要素が強い番組では、
「鍋を取り分ける女はヤバイ」
「空の写真をアップする女が嫌い」
などの女性タレントに
放つ適度な毒が
出演者の持ち味を生かし、
番組の盛り上がりを作っています。

芸能人の発言に対する
世間の目が厳しくなり、
CM狙いで上品に振る舞う
女性タレントが多い中、
女性に適度な毒を吐ける
存在は貴重なのです。

逆に指原さん自身、
ルックスやスキャンダルに関する
ツッコミを甘んじて受けているのも
好印象のポイント。

むしろ、
「MCなのに、他の出演者よりも
立場が低い」と
感じさせるシーンも目立ちます。

男性タレントにたとえると、
近いのはオードリー・若林正恭さん。

軽い自虐と毒舌をベースに低い立ち
位置からトークを進めるほか、
MCばかりではなくレギュラー出演も
こなす使い勝手のよさが
テレビマンたちに受けています。


ただ今後は、有吉弘行さんのような
強めの毒で爆笑をさらうシーンも
期待できそうですし、
年齢とともにトークの幅は
広がっていくのではないでしょうか。

◆旬の中堅芸人との相性は抜群

ベッキーさんの騒動以来、
女性MCの台頭はなく、
制作現場における指原さんへの
期待は最高峰。

これまでタモリさん、
ダウンタウン、
内村光良さん、
加藤浩次さん、
中居正広さん、
池上彰さんら多彩なMCと
共演してきた経験がある上に、
有吉弘行さんや
フットボールアワー・
後藤輝基さんなど、
MCとして旬の中堅芸人との
相性もいいため、
バラエティーの放送作家から
高い評価を受けています。

つまり、
「共演者とスタッフの
両方から受けがいい」
ということになります。

指原さんは、1日に行われたライブで、
昨年の総選挙1位の公約として掲げた
「水着で熱湯風呂」に
挑戦していました。

しかし、
「今年(6月17日)の総選挙が最後」と
宣言したほか、
「卒業後の副業を必死に考えている」と
自らネタにするなど、卒業の時期を
模索しているのは明白。

それだけに4月からのMCは、
本人にとっても、
テレビマンたちにとっても、
「どこまでやれるのか」、
今後の試金石になるでしょう。

もちろん指原さんの魅力は
バラエティー番組への
出演に限りません。

かつて秋元康さんや主演映画や
ドラマを手がけた福田雄一監督から
女優としての存在感を絶賛されましたし、
著書『逆転力~ピンチを待て~』
(講談社)がベストセラーに
なったことからも、さまざまな分野で
結果を出してきたマルチタレントで
あることが分かります。

秋元さんが
「怪物。誰も止められない」と
コメントした底知れぬ
才能の持ち主だけに、
この春からはじまる
“セカンド・ブレイク”に
注目してみてはいかがでしょうか。

【木村隆志】

コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。
雑誌やウェブに月20本前後のコラムを
提供するほか、『新・週刊フジテレビ批評』
『TBSレビュー』などの批評番組に出演。
タレント専門インタビュアーや人間関係
コンサルタントとしても活動している。
著書に
『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』
『話しかけなくていい!会話術』
『独身40男の歩き方』など。

NEWS ポストセブン 4/10(月) 7:00配信

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170410-00000010-pseven-ent&p=1
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