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ビートたけしが分析「SMAPでこれから誰が生き残るのか」 [たけしが分析「SMAPでこれから誰が生き残るのか]

ビートたけしが分析
「SMAPでこれから誰が生き残るのか」

ビートたけし1.GIF

木村拓哉と自動車のCMで
共演するなど、SMAPメンバーとも
少なからず接点があった
ビートたけし。

はたして解散後のSMAPについて、
どう分析しているのだろうか。
最新刊『テレビじゃ言えない』も
話題のたけしが、テレビでは
話せない、SMAPメンバーの今後に
ついて思うところを語った。

* * *

残酷なことをいうようだけど、
唯一いえるのは「SMAP」って
ブランドが無くなっても
食っていけるのは、
全員じゃないだろう。

これまで、20年間も
「国民的アイドル」なんて
呼ばれるポジションにいたことが、
そもそも奇跡的なんだからさ。

芸能界ってのは、そんなに
長い間絶頂を維持できる
もんじゃないからね。

「一発屋芸人」ってのが
流行語のようになっているけど、
そんなことをいえば俳優だって、
歌手だって、アイドルだって
ほとんどが「一発屋」だもん。

逆にいえば、一瞬だけでも当たれば
御の字という業界なんだよ。

芸能界に関わった99%の人は、
世間に知られる前に消えて
いっちゃうんだからね。

オイラが経験した漫才ブームのとき
だってそうだった。

あの頃は、誰も彼もがキャーキャー
いわれて浮かれてたけど、
ブームが過ぎればあっという間に
あぶれた。

オイラみたいに何とか業界で
食えてるのは、運のいい
一握りなんだよな。

SMAPでこれから誰が生き残るのか。

ちょっと偉そうだけどいわせてもらえれば、
それを決めるのは、
実は「これからの動き」じゃないんだよ。

今後を一番左右するのは
「これまで何を考えていたか」なんだ。

さっきいったように、
漫才ブームでいろんな芸人が世に出て、
人気絶頂になって、そして数年で
いなくなった。

芸能界から消えたヤツラってのは
みんな「ブームが永遠に続く」と
勘違いしていたヤツラなんだよな。

オイラは、漫才ブームの絶頂の時、
パーッとカネを遣ってドンチャン
騒ぎしたり、車やら高い買い物を
したこともあるけど、基本的には
冷めていた。

「こんなことは長くは続かない」と
思ってたんだよ。

だから飲んだり、みんなと
バカやったりしていても
「このままじゃヤバイ」
「どうにかしなきゃいけない」と、
頭のどこかでスーッと冷たく
考えているところがあったんだ。

それは、たぶん母ちゃんの教育
というか、影響が大きいんだと思う。

ガキの頃から、オイラに調子の
いいことが続いていると、
母ちゃんはいつも
「浮かれちゃダメだ」
「いいことは長くは続かない」
「いいときこそ反省しろ」
みたいなことをいうんだよな。

だから、漫才がうまくいってる時も、
「次はどうやって食っていくか」って
考えてた。

だから、
『風雲!たけし城』
(TBS系)とか
『ビートたけしのスポーツ大将』
(テレビ朝日系)みたいに、
これまでなかった
「新しいバラエティ番組の仕組み」を
作ろうと頭をひねってたんだよな。

大島渚監督の映画
『戦場のメリークリスマス』に
出してもらったこともあって、
「役者」っていう可能性も
頭に浮かぶようになってきた。

いろんな冠番組を持つようになって、
司会をやるようになったときも
「いつかオイラの反射神経は落ちる。
トークで食えなくなる」と
心配していた。

だから映画を撮ることだったり、
他の道をいろいろ探していたって
ところがあるんだ。

まァ、行き当たりばったりで
うまくいきゃそれでいいんだけど、
そんなに甘くはないからね。

SMAPの誰が生き残るかってのは、
「自分の10年後、20年後を
一番リアルに想像してたのは誰か」
って話と実は同じなんだよな。

※週刊ポスト2017年2月3日号

NEWSポストセブン更新日:2017/01/31

https://gunosy.com/articles/aODoL
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