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錦織 バテても逆転初戦突破 「 厳しい中で勝てたので良かった」 [錦織圭 イタリア国際]

錦織 バテても逆転初戦突破「厳しい中で勝てたので良かった」
錦織圭7.GIF


◇イタリア国際(2016年5月10日 イタリア・ローマ)

男子シングルスで世界ランキング6位の
錦織圭(26=日清食品)は、
初戦の2回戦で世界24位の
ビクトル・トロイツキ(30=セルビア)に
5―7、6―2、6―3で逆転勝ちを収めた。

連戦の影響もあってか、
試合中にメディカルスタッフから
渡された薬を服用する場面もあったが、
体調不良をはねのけて3回戦に駒を進めた。

次戦はリシャール・ガスケ
(29=フランス)と
アンドレアス・セッピ
(32=イタリア)の勝者と対戦する。


第1セットを落とした錦織のベンチに
メディカルスタッフが歩み寄った。

「疲れだと思います」と説明する錦織。

手渡された薬を飲むと、再びラケットを
手にして試合へと向かった。

強い日差しを浴び、序盤から動きは重く、
どこかけだるそうだった。

第1セットは凡ミスがトロイツキの
倍近い15本。

1メートル93の相手が繰り出す
サーブも打開できなかった。

それでも自らのサービスゲームは
落とさずにいたが、5―6で迎えた
第12ゲームでついにブレークを許した。

クレーコート初戦となった
バルセロナ・オープンでは、
ラファエル・ナダル(29=スペイン)と
の決勝で敗れるまでに5試合を戦った。
1週空いたとはいえ、マドリード・オープン
でも厳しい組み合わせを勝ち上がり、
準決勝では世界1位の
ノバク・ジョコビッチ(28=セルビア)
に敗戦。

しかも1試合ごとの消耗度が
大きいクレーでの戦いだ。

それでも勝敗を分ける最後の一線は
譲らなかった。

軽快とはいかなかったが、
第2セット以降は力の抜けた
ストロークで相手を追い込んだ。

22日開幕の全仏オープンの前哨戦。
「厳しい中で勝てたので、
プレーは良かった。
次へ向けてしっかり準備したい。
先週からプレーの質は良くなり、
いいポイントもあった。
いいテニスを持続できるように頑張る」。

11日は試合がなく休養に充てられる。

眼前の敵だけでなく、
連戦の疲労も錦織の前に立ちはだかる。

スポニチアネックス 5月11日(水)7時2分配信


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160511-00000039-spnannex-spo
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