SSブログ

佐藤健、無精ヒゲ姿で新境地!白石和彌監督「ひとよ」撮影現場に潜入 [佐藤健、無精ヒゲ姿で新境地 映画「ひとよ」]

佐藤健、無精ヒゲ姿で新境地!
白石和彌監督「ひとよ」
撮影現場に潜入

佐藤健、無精ヒゲ姿で新境地.GIF
無精ヒゲを生やして撮影に臨んだ佐藤健


「凶悪」「孤狼の血」の
白石和彌監督が

佐藤健、

鈴木亮平、

松岡茉優、

田中裕子ら

豪華キャストを迎えて製作した
新作「ひとよ」の撮影が、
今年5月に関東近郊で行われ、
その撮影風景が報道陣に
公開された。


鶴屋南北戯曲賞、読売文学賞戯曲
・シナリオ賞などを受賞した
注目の劇作家・桑原裕子氏率いる
劇団KAKUTAの代表作「ひとよ」を
映画化した本作。


稲村家の母、そして三兄妹の運命を
大きく狂わせた一夜の事件から15年、
崩壊した絆を取り戻そうともがき
続ける一家がたどり着く先には
何があるのか。

それぞれの家族の戸惑いと
葛藤を描き出すヒューマンドラマだ。


ある地方都市のタクシー会社を
舞台にした作品ということで、
今回の撮影場所は実際に営業している
タクシー会社を利用している。

最初はなかなかイメージに合った
ロケーションが見つからなかった
というが、本作の制作担当者が
偶然に同所を発見。

タクシー会社側も、
撮影中はオフィスを移動して
営業するなど非常に
協力的だったという。


「そばに国道が走っている場所。
周辺にはチェーン店が次々と
オープンしていて、

15年前に比べても周辺の景色は
絶対に変わっているはず。

そんな中で15年ぶりに家族が
再会するわけですが、

そこだけはどこか時間が
止まっているような、
そんなまわりとのギャップが
ある場所にしたかった」
と話す白石監督。


今回のロケーションはその
イメージにも見事合致。

さらに入り口の自動販売機や、
冷蔵庫に貼り付けたメモ書きなど、

美術スタッフが細かいところまで
手を加えた装飾、小道具なども
非常に効果的だった。


主人公・雄二を演じる佐藤は、
無精ヒゲが浮かぶ、やさぐれた姿。

過去の事件にとらわれ、
心を閉ざした姿は、
これまで彼が演じてきた
等身大の青年像や、

ヒーロー的な主人公などとは
ひと味違う。

その芝居について佐藤は
「その時に出たもので勝負と
言いますか、ドキュメンタリー的な
アプローチの仕方をしてきた
ように感じています」
と振り返っていたが、

白石監督も
「健くんもヒゲを生やしての
演技は初めてだったと言っていました。

いつもよりはキラキラして
いないかもしれないですが、

それでも格好よく撮れるところは
撮ろうと思っていました」
と笑ってみせる。


鈴木、松岡、田中といった
稲村家を構成するメインキャストは、
白石監督の希望通りの
キャスティングだったようだ。

「皆さん、映画の見せ方も
よく分かっているし、本当に楽。

僕の見えていないところでも
みんなで話し合いながら。

そういうことの積み重ねが
家族のアンサンブルになっている。

それが良かった」
と満足げ。


そして何より母・こはる役の
田中がもたらしたものが
大きかったという。

「裕子さんが物語の背骨と
なってくれているので、
この話がどういう話なのか。

導いてくれる感じがある。

それがこの映画の強さだろうな
という気がします」
と語る白石監督は、

「裕子さんが今までやってきた
お仕事も含めて、女優としての
存在感、大きさといったものが
直接この作品に、こはるとして
輝いてくれている」
と全幅の信頼を寄せている
様子だった。


また、事件によって美容師に
なる夢を諦め、スナックで
働きながら生計を立ててきた
園子に扮する松岡は、
撮影の合間にはキャストや
スタッフと談笑している姿も
散見されるなど、

その明るいキャラクターで
現場のムードメーカーに。

だが、本番になると一変して
園子になりきり、時折アドリブも
織り交ぜるなど、

「憧れの白石組で、憧れの先輩方と
ご一緒できた」という喜びを
かみ締めているようにも見えた。


「タクシー会社で撮影する最終日」
ということで、この日撮影したのは
物語のラストを彩る大事な
シーンとなった。


ここでは詳細を記すことは控えるが、
15年ぶりに戻ってきた母・こはるの
心情に寄り添った”ある芝居”を
田中自らが提案し、それをドラマ
「火花」で白石監督とタッグを
組んだ鍋島淳裕キャメラマン、
照明のかげつよしというコンビが、

柔らかい光に包まれたような
美しい映像ですくい取っていく。

またその後のシーンも、

「普段よりも準備に時間がかかって
しまったけど、その結果、映画で
言うところの夕方のマジックアワーに
さしかかり、ラストカットらしい、

いいシーンが撮れました」
と語るなど、白石監督も
満足げな様子を見せる。


「日本で一番悪い奴ら」

「牝猫たち」

などで白石監督とタッグを
組んできた高橋信一プロデューサーは、

本作の撮影を通じて
「企画を立ち上げてから
準備には本当に時間がかかりましたが、

その結果、本当に豪華なキャストを
お迎えすることが出来た。

これは白石さんの最高傑作に
なるんじゃないか」と
期待をこめる。


それに対して白石監督は
「もちろん今取り組んでいる
映画が自分の最高傑作に
なるべくやっていますが、

それでも今回は毎シーン撮影する
たびに、発見や感動があるので、

いい映画になるんじゃないかな、
という手応えは感じています」
と力強く語った。

「ひとよ」は11月8日から全国で公開。


映画.com 8/19(月) 7:00配信

最終更新:8/19(月) 7:00

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190819-00000003-eiga-movi


佐藤健、無精ヒゲ姿で新境地-3.GIF


映画『ひとよ』特報
















nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。