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歌丸さんからバトン!落語芸術協会の新会長に春風亭昇太「お断りするわけには」 [落語芸術協会の新会長に春風亭昇太]

歌丸さんからバトン!
落語芸術協会の新会長に
春風亭昇太
「お断りするわけには」


春風亭昇太-1.GIF
日本を代表する落語団体のトップに
就任する昇太。持ち前のパワーで
寄席に活気を呼ぶ


人気落語家、
春風亭昇太(59)が6月に公益社団法人
落語芸術協会(略称・芸協)の会長に
就任することが19日、分かった。

昨年7月に死去した落語家、
桂歌丸さん(享年81)の後継として、
この日の理事会で内定。


日本テレビ系「笑点」
(日曜後5・30)の司会に
次いで歌丸さんが務めた大役に
抜てきされた昇太は
「お引き受けします」
と承諾した。


明るい人柄で落語の新時代を牽引する。


偶然にも笑点司会と同じ六代目会長に
就任へ-。


明るく多才な独身の貴公子が、
還暦を迎える節目の年に
落語団体のトップに立つ。

複数の関係者によると、
落語芸術協会の理事会が19日、
事務所が入る東京・西新宿の
芸能花伝舎で開かれ、

昇太ら14人の理事のうち
過半数が出席。


6月に行う役員人事(任期2年)が
議題となり、歌丸さんが体調を崩した
昨年6月から会長代行を務める
副会長、三遊亭小遊三(72)が
「6月で会長代行を辞任したい」
と切り出した。

会長は真打ち指名や
東京・新宿末廣亭など定席寄席の
興行を仕切るほか、
ファンサービスやライバル団体、
一般社団法人落語協会との
交流など重責を担う。


もともと1年のつもりで代行を
務めてきた小遊三は、
笑点の仲間でもある昇太の実力と
人気を人一倍身近に感じており、
「新会長には春風亭昇太さんに
お願いしたい」と指名した。


これに対し、
「1期だけでも小遊三さんで」
という声も出たが、小遊三は固辞。


このため、新元号となる
5月以降はむしろ新しい顔が
必要という意見が続出し、
独自の新作落語や
若手育成にも定評がある
昇太がふさわしい、
と最終的には満場一致で
新会長に内定した。


昇太は
「小遊三さんのご指名でもあり、
お断りするわけには参りません。

お引き受けします」と
謙虚にあいさつし、
全員の拍手に包まれた。


6月に開かれる総会で
新役員人事が決まった後、
正式に六代目新会長として
承認される運びとなる。


芸協では11月に落語家、
柳亭小痴楽(30)、

来年2月に講談師、
神田松之丞(35)という
若手屈指の人気を誇る
“2大真打ち”の昇進が控える。


一方、さらなる若手育成や
新機軸の打ち出しなど課題は多い。


人望のある昇太の手腕に
落語界やファンの期待が
高まりそうだ。



サンケイスポーツ3/20(水) 5:00配信

最終更新:3/20(水) 11:35


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190320-00000504-sanspo-ent











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