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二番福のピン芸人・伊丹祐貴、仕事5倍に 笑いの神のツキ呼び込めるか [二番福のピン芸人・伊丹祐貴、仕事5倍]

二番福のピン芸人・伊丹祐貴、
仕事5倍に 笑いの神の
ツキ呼び込めるか

二番福のピン芸人・伊丹祐貴-1.GIF
商売繁盛の神様「えべっさん」の総本社、西宮神社
(兵庫県西宮市)で10日早朝行われた
「開門神事福男選び」の(右から)
「二番福」のピン芸人・伊丹祐貴、
「一番福」の山本優希さん、
「三番福」の玉暉活也さん


今年の福男で話題をさらったのは、
一番福ではなく二番福だった。


西宮神社の恒例行事
「開門神事福男選び」で
初めて芸人が名を連ねる快挙。

30歳のピン芸人
伊丹祐貴がテレビのニュースで
うれしそうに笑っていた。

実は昨年、神戸であった忘年会で
たまたま知り合い、じっくり
話し込んだのが伊丹だった。

「もう30歳やし、
売れないとあきませんねん。
何とか新喜劇に入りたいです。
結果を出さんと…」と
悩んでいた。


その時の顔があまりにも暗すぎて、
テレビに映る「二番福」が
同じ人物とは思えないほどだった。


三度見した後、こちらも
ジワジワとうれしさが
こみ上げてきた。


あれから1週間。
仕事量は5倍に増え、
先輩のライブにも
呼ばれるなど昨年まで
“仕事ゼロだった芸人”に
とっては2019年は
最高のスタートダッシュと
なったようだ。


福男はフジテレビの情報番組
「ワイドナショー」の企画で
エントリー。


当日は参加者1500人のくじ
引きで「赤の4番」という
最前列のポジションを引き当てた。


本人いわく
「どえらいところを引いて
しまった。

後で気付くと手と体の震えが
止まらなくなった。

走る前に名前を書く書類があって、
緊張のあまり震えが止まらず、
名前ではなく“止めろ”と
書いてしまった」という。


昨年のM―1王者
「霜降り明星」の粗品とは
同期で親友の間柄。


福男の直前に開かれた粗品の
誕生会で「福男取ってくる」と
宣言して乗り込んだ。

もともとインターハイに
出場するなど陸上の猛者で
50メートルのタイムは6秒1。


スタート直前は心臓が
バクバクする状態だったが、
230メートルを
がむしゃらに走りきった。


二番福を粗品は
「ええぞ~、おもろいぞ~。
あと足らんのは笑いだけや~」
と喜んでくれたという。


所属する吉本興業の社員の
待遇も変わり
「体調大丈夫ですか?と
心配されるようになった」という。

吉本新喜劇入りのため踏ん張る日々。

「スポーツ好きなので、スポーツの
番組にたくさん出たい。

おっさんが頑張っとる姿を見せたい」
と意気込んでいる。


まずはお決まりのギャグ
「誰が羽田や、成田ちゃうで、
伊丹や」をメジャーにしたいところ。

関西では毎日放送の
大吉洋平アナウンサーだけが、
いじってくれるギャグで
「まったく流行っていない。
ピクリとも動かない」
(本人)という。


福の神の次は笑いの神の
ツキを呼び込めるか。


今度は何とか1番で
走りきってほしいなあ。

(記者コラム)



スポニチアネックス1/18(金) 9:00配信


最終更新:1/18(金) 10:11


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190118-00000077-spnannex-ent










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