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桜井日奈子に新境地 少女マンガ発の恋愛映画で魅せる [桜井日奈子に新境地]

桜井日奈子に新境地 
少女マンガ発の恋愛映画で魅せる

桜井日奈子-1.GIF
1997年4月2日生まれ。岡山県出身。
映画出演作に『ラストコップ THE MOVIE』
『ママレード・ボーイ』『ういらぶ。』。
大東建託、コスモ石油などのCMに出演。
来年公開の映画が複数、連ドラ、
配信ドラマなどの出演作も控えている
(写真:アライテツヤ)


大東建託「いい部屋ネット」などの
CMで明るいキャラクターを発揮して、
親しみやすい魅力を持つ女優として
人気を集める桜井日奈子。


2018年は4月に公開された
『ママレード・ボーイ』で
吉沢亮とW主演、
11月9日に公開される
『ういらぶ。』でヒロイン役。

共に少女漫画が原作の恋愛映画で、
新境地を見せた1年となった。

「恋愛ものを演じたことは
ありませんでしたが、
『ママレード・ボーイ』も
『ういらぶ。』も、
原作の漫画を参考にしながら
役を作っていたので、
難しくはなかったです。

高校を卒業してからそれほど
時間はたっていませんけど、
制服を着ることができるのは
ワクワクしました。

今しかできない作品だと思うので、
うれしいです。

撮影現場では、みなさんと
お話したいんだけど、
何を話せばいいのかが
分からなくて、
まだまだ緊張します。


何かを聞かれて、
『はい、そうですね』と答えると、
そこで話が終わってしまうという、
会話キラーの部分が
あるんですよね(笑)。

でも、『ういらぶ。』は
年齢が近い共演者の方が多くて、
萎縮せずに、気を張らないで
いられました。のびのびできて、
楽しいという思い出ばかりです」

■生まれ育った岡山で撮影


桜井日奈子-2.GIF
映画『ういらぶ。』 凛(平野紫耀)と
優羽(桜井日奈子)は幼なじみ。
お互いに大好きすぎて「好き」と
言えないこじらせた関係が、
最強ライバルの登場で変化する(
11月9日公開、アスミック・エース配給)


『ういらぶ。』では、
同じマンションで暮らす
幼なじみの主人公・凛が
自分のことを
「大好きすぎる」ゆえに
イジワルしてきたことから、
ネガティブ思考になって
しまったヒロイン・優羽役。


しゃべるときにもつい髪の毛を
両手で握りしめてしまう、
ピュアな「こじらせ女子」を
演じている。

ふだんは明るく活発な桜井だが、
「世間の人たちの間では、
私のイメージは『ういらぶ。』で
演じた優羽ちゃんに
近いみたいですね」と話す。


「どこの現場に行っても、
『意外とさばさばしてるんですね。

もっとほわほわとした子なのかと
思ってた』とスタッフの方に
言われるんです。

『ういらぶ。』の優羽ちゃんは、
上京したての私が、こんな感じ
だったなって。

見られることに慣れてなくて、
前髪を長くして目を隠して
しまう癖があったので、
共感できました。

映画では、原作よりコメディ要素が
増えてるかもしれません。

変顔やブタ鼻も全力でやりました。

完成した映画で自分を見たら、
『ぶさいくだなあ』とちょっと
冷や汗をかいちゃいました(笑)。

コメディを演じるのは、楽しい。

なんでもやれちゃうというか、
振り切る自信はあるので。

だけど、やりすぎて、
すぐに後悔するという(笑)。


全編、岡山で撮影しました。

私が生まれ育った場所なので、
大好きな岡山で映画が撮影できるのは、
うれしかったです。

共演者の方からも
『岡山の見どころは?』とか
聞かれました。

地元産のマスカットを差し入れしたら
、すごく喜ばれましたし。

映画を一日撮影していると、
ふだんはあまり意識しない、
朝焼けだったり、
夕焼けの風景を見ることが
できるんですよね。

私も、岡山の自然に
癒やされてました」


■運動神経には自信あり


桜井日奈子-3.GIF
写真:NIKKEI STYLE

デビュー当時の桜井がメディアに
紹介されるときには「岡山の奇跡」の
キャッチフレーズが必ずつきもの
だったが、16年に舞台『それいゆ』の
ヒロイン役で女優としての第一歩を
踏み出し、同年に『そして、
誰もいなくなった』で連ドラ初出演。


着実に演技経験を重ねて、
今ではその枕詞が不要となり、
ヒロイン女優の1人へと成長、
今年21歳になった。


「同世代の女優さんは小さい頃から
演技をやってきた方が多いですけど、

私は始めたのが遅かったので、
早くそこに追いつけるように
なりたいという感覚でした。

でも、最近は、同世代の女優さんが
活躍している作品を見ると、
ぞわぞわしたり、うらやましくて
モヤモヤしたり、私もあの場所に
いたかったなと思うようになって
きました。

そこは、前とは変わった部分です。

今でも、みなさんと同じラインに
並んでいるとはまだ思えないですけど、
女優としてこうなりたいというのが、
だんだん自分の中に
生まれてきています。


私が尊敬している女優さんは、
安藤サクラさんです。


作品ごとに顔が違っていて、
それって女優の醍醐味ですよね。


私も、今は年相応の作品を
いただいているので
頑張りたいですけど、
もう少し大人になったら、
人間臭い、裏があるような役も
演じて、見ている人を
引きつける女優さんに
なりたいなと思っています。


動ける女優さんにも、
なりたいです。

土屋太鳳さんや清野菜名さんの
ような運動神経が抜群にいい
女優さんを見ていると、
かっこいいなって。

私のイメージにはないと
思いますけど、
実は運動神経というのは、
私が唯一、自信が持て
ることなんです。

学校のマラソン大会で成績がよくて
、陸上部の先生にスカウト
されたことがあります。

体育の授業だけは、
いきいきしてる生徒でした(笑)。
いつか機会があれば、
アクションもやってみたいです。

自分のイメージを裏切ってい
きたいですね」

(ライター 高倉文紀)

[日経エンタテインメント!
2018年10月号の記事を再構成]



NIKKEI STYLE10/18(木) 7:47配信



最終更新:10/18(木) 12:15

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181018-00000001-nikkeisty-ent&p=1
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181018-00000001-nikkeisty-ent&p=2


平野紫耀&桜井日奈子主演!映画『ういらぶ。』本予告60秒











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