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竹内涼真が明かす、飛躍の1年の心中「満足はできていない」 [竹内涼真が明かす、飛躍の1年の心中]

竹内涼真が明かす、
飛躍の1年の心中
「満足はできていない」

竹内涼真8.GIF
「演じてきたすべての役に素の自分も出ていた」
と語る竹内涼真(写真:逢坂聡)

昨年、大きな飛躍を遂げた俳優として
まず名前が挙がるのが竹内涼真だろう。
朝ドラ『ひよっこ』、
『過保護のカホコ』、
『陸王』と出演作
すべてが話題になり、
そこでしっかりと爪あとを
残すことで自らの存在感を
世の中に示した。

そんな竹内に昨年の
ドラマ出演を振り返りながら、
“その次”について語って
もらった。

◆新しい自分になっていかないと
いけない

──俳優として大きな飛躍を
遂げた昨年、ご自身は何を
考えて走ってきましたか?

【竹内涼真】世の中に自分を
知ってもらうチャンスの年だ、
という意識はありました。

16年に朝ドラ『ひよっこ』の
オーディションに受かって
いたこともその理由で、
世代を問わず多くの方が
観る朝ドラへの出演は、
デビュー当時からの目標の
1つでもありました。


──昨年は出演作が軒並み
人気を博し、知名度も確実に
上がりました。

【竹内涼真】でもまだまだですね。
たしかに街中で声をかけられる
ことは増えましたけど、
「名前が出てこなくて……」と
言われることもあるので、
自分としては17年を完走しきった
という実感はなくて、
満足はまったくできていないです。

たぶん、何気なくテレビを
観ている方って多いと
思うんです。

「この人を観たい」という
動機からではなく。

それでもやはり俳優としては、
ふと目に入ったときに
「またこの人を観たい」と
思ってもらいたいなと。

そのためには、やはり芝居で
印象を残すしかないと
思っています。


──『ひよっこ』から
『過保護のカホコ』は、
まさに
「次も竹内涼真を観たい」
という流れを作ったのでは
ないでしょうか。

【竹内涼真】『ひよっこ』の
島谷を、『カホコ』の麦野初で
超えたいという気持ちで臨んだ
ところはありました。

まったくタイプが違う役だった
のでその点は助けられましたが、
『カホコ』の撮影に入った頃は
苦戦しました。

役がすんなりと入ってこなくて……。

作品のテイストや演じる
キャラクターはもちろん
作品によって違いますし、
毎現場ごとにちょっとずつ
新しい自分になっていかないと
いけない。

変なクセはつけないほうが
いいと思いますし、自分の
お芝居はこうというのは
決めないほうがいいと
考えています。

──男らしさと脆さ、
爽やかさが同居した麦野は、
まさにハマり役だと視聴者から
熱い注目が集まりました。

【竹内涼真】自分でも驚き
だったんです。

決してカッコいいと思って
もらえる役だとは思って
いなかったので。

脚本の遊川和彦さんが
作り上げたキャラクターを、
いかに忠実に表現するかが
自分の役割だと考えていました。

それでも監督から
「もっとこうしてほしい」と
指摘されることも多くて、
自分の力不足を痛感
させられました。

僕1人が現場を止める
わけにはいかないですし、
そういう意味ではその場の
指示を少しでも早く芝居に
反映させる、反射神経が
鍛えられた作品でも
ありました。

メンタル的な部分でも
強くなったと思います。


◆演じてきたすべての役に]
分の素の面も出ていた

──竹内さんと麦野を重ねる
視聴者も多かったようです。

【竹内涼真】麦野と僕とでは
共通点はほとんどないん
ですが(笑)、どこか自分の
素の面も出ていたとは思います。

これまで演じてきた役、
全部そうです。

それがいい場合もありますけど、
素の部分を出すことなく
別の人間を演じるスキルも
養いたいです。

昨年はベテラン俳優の方々とも
多く共演させていただきましたが、
みなさん芝居の選択肢が本当に
広くて、長く活躍されている
理由やすごさを垣間見ることが
できました。

とにかく
「何をやっても竹内涼真だよね」
と言われないようにしたいですし、
そのためにも役者としての
引き出しをもっと増やして
いきたいです。

──これまで爽やかな役が
多かったところ、今年公開の
主演映画『センセイ君主』
では違う顔を見せてくれそうで、
期待も高まっています。

【竹内涼真】先生という役
どころも冷徹でひねくれ者
というキャラクターも、
初めて挑戦させていただく
要素が多いのが楽しみです。

何より今は演技の幅を
広げたいんです。

今年は、昨年よりさらに
多くの方に顔と名前を
一致して覚えてもらうこと。

そして昨年、僕を知って
いただいた方の期待を
超える芝居を見せることを
目標にしているので、
『センセイ君主』の
クランクインから俳優活動を
スタートできて、いい1年の
始まりだと思っています。

──『カホコ』では2人の恋を、
『陸王』ではランナーの再起を
視聴者が応援するように
観ていた印象があります。
熱い注目を集める作品には
どんな要素があると思いますか?

【竹内涼真】現場の雰囲気の
良さというのは確実に画にも
表れていたんではないかと
思います。

撮影以外の時間にも、
キャストもスタッフも全員が
一丸となって作品を盛り上げて
いこうという意気込みが
みなぎっていました。

そういう熱い想いがあふれている
現場だから、よい作品が生まれて
くるんだと思います。

──たしかにどちらの作品も、
SNSでの活発な発信が視聴者を
楽しませていました。

【竹内涼真】SNSも現場の良い
雰囲気が出ていましたよね。

それも現場のコミュニケーションが
よくなかったら単なる宣伝と
見られて終わってしまうと
思うんです。

とくに時間がタイトだったり、
環境的に過酷だったりする
現場は、お互いの信頼関係
こそが大事だと実感した場面が
たくさんありました。

『センセイ君主』では
主演という立場なので、
現場の距離感を縮めていい
関係性を生みだせるように、
自分から働きかけています。

(文:児玉澄子)

オリコン3/2(金) 8:10配信


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180226-00000321-oric-ent

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