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坂本龍一さん「最期は京都で」 ボウイ氏ゆかりの地一時所有 [坂本龍一さん「最期は京都で」]

坂本龍一さん「最期は京都で」 
ボウイ氏ゆかりの地一時所有

坂本龍一6.GIF

世界的に活躍する音楽家の
坂本龍一さん(65)が、
長く住む米国ニューヨークから
京都市内に移住しようと
計画していたことを
京都新聞社の取材で明かした。

場所は故デビッド・ボウイ氏
ゆかりの邸宅があった
九条山(山科区)で、
坂本さんとボウイ氏は
映画「戦場のメリークリスマス」で
共演している。

坂本さんは2013年に土地を
購入したが、翌年がんと
診断されて売却した。

坂本さんは
「最期は京都で」と、
京都への思い入れを語った。

■がん治療で断念

ニューヨークに30年近く住む
坂本さんは還暦を迎える頃に
日本に戻ることを考えたという。

東京で生まれ育ったが
「東京にはもう魅力がない」と、
芸術家や学者の知人が多い
京都で物件を探し、
九条山の土地に行き着いたという。

その土地にはかつて、
米国人の東洋美術家の
故ディヴィッド・キッド氏が
住んでいた邸宅があり、
ボウイ氏がたびたび訪れていた。

「ボウイが来ていたことも
知っていた。

近くに知人も住んでいて縁を感じた」
と購入した。

知り合いの建築家に依頼し、
家の設計案を詰めていたという。

しかし14年に中咽頭がんと
診断され、治療に専念することに
なった。

15年に映画「母と暮せば」などの
映画音楽で復帰。

昨年は8年ぶりのアルバムを
完成させた。

坂本さんは
「京都は森も水も豊かで、
おいしいものもある。
当分ニューヨークで暮らすが、
いつか(京都移住を)実現したい」
と語った。




京都新聞 1/10(水) 17:00配信


最終更新:1/10(水) 21:31

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180110-00000022-kyt-cul


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