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日本テレビ・水卜麻美アナが明かす葛藤「正直言うと、迷いがあります」 [水卜麻美アナが明かす葛藤]

日本テレビ・水卜麻美アナが
明かす葛藤「正直言うと
迷いがあります」

水卜麻美アナが明かす葛藤.GIF
2018年の展望を明かす日本テレビ・
水卜麻美アナウンサー(写真:田中達晃)

年末年始もさまざまな特番に
出演し、まさに八面六臂の
活躍ぶりを見せている
日本テレビ・
水卜麻美アナウンサー。

ORICON NEWSでは、
そんな女子アナ界の
“絶対王者”に
インタビューを敢行。

転機となった2017年を
振り返りつつ、
30歳になった彼女が今、
何を想うのか?

じっくり話を聞いた。

■(好きな女子アナで)もし、
順位下がっていたら
逆恨みしていたかも(笑)

水卜麻美アナが明かす葛藤1.GIF

2017年は水卜にとって、
まさに転機となる年だった。

入社1年目に大抜擢され、
放送開始当初から携わってきた
『ヒルナンデス!』を9月に
卒業し、10月からは
『スッキリ』のMCに就任。

さらに、昨年12月に発表した
『第14回好きな女子
アナランキング』で
5連覇を達成し、
殿堂入りを果たした。

「発表前までのソワソワ感は
ものすごいんですけど(笑)。
でも、良い意味での緊張感と
いうかプレッシャーを
与えてくれて、
私自身の成長や責任感にも
繋がったと思います!」
(水卜アナ)

茶目っ気たっぷりの笑顔で
語る彼女の表情からは、
“殿堂入り”に対しての
慢心やおごりは皆無。

むしろ、終始申し訳なさそうに
恐縮しながら、その偉業を
振り返っていたのが
印象的だった。

正直、勝手にランキング化され、
仮に2位にランクダウン
しようものなら、
どうしても人気が落ちたという
印象が付いてまわる。

当事者にとっては非常に
迷惑な話ではある。

「もし、順位下がっていたら
逆恨みしていたかもしれない
ですけど(笑)。

本音としては(殿堂入りして)
『あぁ~! これで、
何してもいいんだ!!』っていう
気持ちにはなりました……いや、
別に何もしない
ですけどね(笑)」
(水卜アナ)

水卜アナが初めて1位に
選出されたのは2013年。

前年までは“カトパン”こと
加藤綾子アナが2年連続で
首位を獲得しており、
正直、制作側である
我々もその順位に
驚いたくらいだ。

「そうですよね!
私自身も最初に教えて
もらったときは、
全く現実味がなくて…。

正直、周りもそこまでの
期待はしていなかったとは
思うんですよ。

最初に教えてもらったのは
桝(太一)さんからの
連絡だったと思うんですけど、
興奮気味に
『凄いな! ついに来たな!!』
みたいな感じで。

実際に記事を見て泣きました
……で、そのあと桝さんからは
『どうしよう…
俺もプレッシャーだなぁ…』って
連絡が来て(笑)」
(水卜アナ)
※女子アナランキングの1週間後に
男性アナが発表される

■ぽっちゃりキャラ維持も大変!?
「体重のことは常に意識してました」

水卜麻美アナが明かす葛藤2.GIF

5年間に渡り『好きな女子アナ』で
1位を獲得し続けたのは、
真の意味での“視聴者目線”を
体現する、類まれな愛され
キャラにある。

視聴者と同じように、
時に笑い、時に怒り、時に泣き、
そして時に食う……そんな
彼女のキャラクターを
形成したのは紛れもなく
『ヒルナンデス!』の存在だ。

「あの番組を通して、
毎日2時間生出演するというのが、
どれだけ“つくろえないか”と
いうことを実感したんです。

本当は私も、いわゆる
“アナウンサー然”とした
女子アナになりたかったんですよ。

綺麗で知的で凛とした(笑)。

でも、自分では無理だと
いうことを『ヒルナンデス!』を
担当してすぐに実感しまして…。

そんな私でも、南原(清隆)さんを
“父”とした、共演者の皆さんや
スタッフさんの包容力の
賜物でなんとか立ち位置を
見つけまして。

『そのままでいいよ』って
言ってくれる方は沢山いるん
ですけど、本っ当に
そのままでいさせて
くれる人は少ないと思うんです」
(水卜アナ)

“そのままの自分”を
修正されるのではなく、
むしろ伸ばすことに
尽力してくれた
『ヒルナンデス!』スタッフへの
想いは、並々ならぬものが
伝わってくる。

とはいえ、水卜アナとて
1人の可憐な乙女。

“食いしん坊キャラ”を
維持するのは、
時に苦労することも
あったはずだが。

「体重のことは常に
意識してました(笑)。

もちろん私もプライベートで
常に“大食い”という
ワケではないので、
そういう意味では
テレビでの私とは
異なる部分もありまして。

プライベートでお食事に
行った際も、かなりの確率で
大盛りをサービスして
くれるので、
申し訳ないなって……ただ、
結局はありがたく
頂いてしまうんですけど(笑)」
(水卜アナ)

■20代とは異なる30代らしい
“右往左往”をしていきたい

水卜麻美アナが明かす葛藤3.GIF

そんな慣れ親しんだ
『ヒルナンデス!』を
昨年9月に卒業。

10月より朝の情報番組
『スッキリ』のMCに
就任して早3ヵ月。

現在の心境を聞いてみると、
それまでの無邪気な笑顔から、
若干ではあるが“スッキリ”
しない表情へと変化した。

「そうですね……正直言うと、
まだまだ自分がどのように
立ち回るべきなのか
迷いがあると言いますか……
難しいですね(笑)。

『ヒルナンデス!』の場合は、
楽しい話題に向かって
思いっきり進むという
命題があったので
見えやすかったのですが、
『スッキリ』の場合は
日々さまざまなニュースを
扱うので、全てがクリアに
なって解決! という
ニュースだけではないですし、
“スッキリ”しない話題も
時にはありますから(笑)。

救いようのないような悲しい
事件が起きた際、
『さて、続いてのニュースは…』
って、気持ちを切り替えられない
瞬間も正直ありまして……。」
(水卜アナ)

確かに『スッキリ』では、
悲しいニュースや緊迫した
世界情勢なども扱うし、
なにより既に
“出来上がっている”番組に
参入するのは、
視聴者にとっても当初は
違和感を覚えるものだし、
どこか所在なさげに
見えてしまう。

だが、彼女は直ぐに
気持ちを切り替えて、
その先を見据える。

「変に
『クールに冷静に行かなくちゃ!』
という気持ちが大きくなり
すぎてしまっていたんですね。

でも、器用にこなすのだったら、
もっと上手いアナウンサーの
方は沢山いますから。

やっぱり、そのままの自分で
失敗や反省を繰り返すのが
私らしいなと思います」
(水卜アナ)

新人アナの頃から視聴者に
愛されてきた水卜アナも
気づけば30歳。

2018年は“大人の女性”へと
変貌していくのかと思いきや…?

「2018年はまた新しい私
を見せたい! とも思ったん
ですけど、やっぱり、
“そのままの自分”で
失敗や反省を繰り返して
いくんでしょうね(笑)。

20代のころとは違う、
30代らしい“右往左往”を
していたいです……
そういえば今日の
インタビュー中も
最初から最後までずっと
右往左往してましたね(笑)」
(水卜アナ)

オリコン1/2(火) 8:40配信


最終更新:1/2(火) 13:12

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171222-00000336-oric-ent

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