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“お正月映画”がなくなった? 求められる年末年始の風物詩 [求められる年末年始の風物詩 お正月映画]

“お正月映画”がなくなった? 
求められる年末年始の風物詩

“お正月映画”がなくなった.GIF

師走に入り、年末年始が
近づくなかエンタテインメント
シーンを振り返ると、
音楽は年末といえば
各地で行われる恒例の
カウントダウンライブ。

テレビは大晦日の
NHK紅白歌合戦や
新年の箱根駅伝などが
すぐに思い浮かぶ。

ところが、
映画はどうだろうか。

冬の“お正月映画”が
いつのまにかなくなって
しまったように感じられる。

◆映画会社の大作編成は今も昔も変わらない

しかし、映画会社にとっての
お正月興行は、春休み、GW、
夏休みに続く重要な
興行シーズンであり、
さらに年始のヒットで
景気よくその年に勢いを
つけたいこともあり、
今も昔も変わらず、
それぞれの映画会社の大作、
話題作がお正月映画として
編成されている。

今年でいえば、
『スター・ウォーズ/
最後のジェダイ』
『ジャスティス・リーグ』
『鋼の錬金術師』
『探偵はBARにいる3』
『オリエント急行殺人事件』
『DESTINY 鎌倉ものがたり』
『8年越しの花嫁 奇跡の実話』
『映画 妖怪ウォッチ 
シャドウサイド 鬼王の復活』
などがそうだ。

また、過去の年間映画興行
ランキングを見れば、
上位に正月興行の作品が
多数入っており、
ヒット作が生まれている
こともわかる。

◆なくなって久しい風物詩となるシリーズ映画

にもかかわらず、
ほかのエンタテインメントに
比べて、お正月=映画の印象が
弱くなってしまうのは、
かつての『男はつらいよ』の
ような冬の風物詩になっていた
お正月の定番映画がなくなって
久しいことがある。

ここ最近の邦画シーンでは、
偏った世代をターゲットに
した大作ばかりが多くなり、
年配者の観客層を取り込む
ようなお正月のシリーズ化を
ねらう作品はほとんど生まれて
いないのではないだろうか。

映画のライバルはもはや
映画ではなく、スマホや
テレビなどのメディアとともに
エンタテインメント同士による
ユーザーの時間の奪い合いと
なっている昨今において、
「お正月は映画を観よう」と
いう機運を作ることが重要であり、
その役割を担うのが、
風物詩となるシリーズものの
“お正月映画”を
生み出すことだろう。

映画ジャーナリストの
大高宏雄氏は
「いろいろな世代の俳優が
集まる、お正月にふさわしい
企画のオールスター
顔見せ映画のような
チャレンジがあっても
いいのではないか」と語る。

そんな1作をはじめとして
“お正月=映画”感を生み出す
ことが、さまざまな
エンタテインメントのなかで
埋もれがちな年末年始に
おける映画の存在感を
強くするのではないだろうか。

(コンフィデンス12月11日号掲載)

オリコン12/7(木) 8:10配信

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171206-00000327-oric-ent

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