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『相棒season16』水谷豊×反町隆史、「何様だ」発言を経て2人の関係は? [『相棒16』水谷豊×反町隆史、「何様だ」発言]

『相棒season16』水谷豊×反町隆史、
「何様だ」発言を経て2人の関係は?

『相棒16』水谷豊×反町隆史、.GIF
『相棒season16』10月18日スタート。
水谷豊、反町隆史のコンビも3年目に突入
(C)ORICON NewS inc.

俳優の水谷豊と反町隆史が
出演するテレビ朝日系人気刑事
ドラマシリーズ『相棒season16』
(毎週水曜 後9:00)が
18日より放送開始となる
(初回は10:24までの拡大スペシャル)。

3月に放送された前シーズンの
最終回では、杉下右京(水谷)が
冠城亘(反町)に向かっ
「想像が及ばないのなら、
黙っていろ」と、
珍しく語気を荒げ、
亘が「何様だ」と言い返す
ヒリヒリするようなシーンがあり、
ファンをヒヤヒヤさせた。

あれから半年。

再開された撮影現場で、
特命係を覗いてみると…。

――まずはファンをざわつかせた
『season15』の最終回を振り返って
いただいてもいいですか?

【水谷】『season15』の最終回で、
2人が言い合った時もそうですが、
その後でお互いが歩み寄るシーンも、
とてもスリリングでしたよね(笑)。

あれくらいのことで、
もう一緒に仕事できない、
職場で顔を合わせづらい、
なんて思うのはとても日本的だと
思うんですよね。

海外ドラマでは、遠慮なく意見を
言い合うし、ぶつかり合うなんて
ことはよくあることですけど、
『相棒』は日本のドラマ
ですからね(笑)。

視聴者の皆さんも
びっくりしたんでしょうね。

【反町】「何様だ」は、台本に
せりふとして書いてあったので(笑)。

亘は、法務省のキャリア官僚だった
というバックボーンがあるから、
そういうことも言えちゃうのかな、
と思って言いましたけど、
僕自身としては亘の方こそ
2年目の“若造”じゃないか、と。

ビクビクしながら演じました(笑)。

【水谷】亘に「何様だ」と言われた
あの瞬間、僕も考えましたよ、
「何様なんだろう」って(笑)。

今回は、決定的なことになりません
でしたが、右京と亘の間では、
いつでもあのようなぶつかり
合いが起こりうる、
そういう関係なのだと思いました。

――右京×亘のコンビも3年目ですが?

【反町】右京さんとバチバチ言い合った
次の日も、普通に過ごせるくらいの
関係にはなっているかな(笑)。

【水谷】8月初旬から撮影して
いいますが、最近の亘は、
右京ならこう言うだろう、
こういうことしますよね、
というのを先読みして、
亘が先に言ったり、
やったりすることが
増えてきたように思いますよ。

【反町】亘の警察官としての
成長も見てもらえるんじゃないかと、
僕も楽しみにしています。

――初回スペシャルでは、
田辺誠一演じるエリート
検察官・田臥准慈が登場し、
右京と亘の特命係を「違法捜査」の
罪で追い詰めます。

背後には、かつて法務省に籍を
置いていた亘の元上司で
法務事務次官の
日下部彌彦(榎木孝明)がいて、
『season16』全体の展開にも
影響を与えそうな気がします。

【水谷】日下部だけでなく、
石坂浩二さん演じる甲斐峯秋、
大杉漣さん演じる副総監(衣笠藤治)ら、
コントロールできない特命係の2人を、
コントロールをしようとする人たちが
何を仕掛けてくるのか、楽しみです。

仲間由紀恵さん演じる
広報課長・社美彌子の動きも
気になります。

味方になってくれそうで、
土壇場でひっくり返されそうな
気もしますし…。

【反町】サイバーセキュリティ対策本部の
青木(浅利陽介)も。
某医療ドラマでは大活躍でしたけど(笑)。

【水谷】こちらでは暗躍しますね(笑)。

【反町】初回は裏切る人がいたり、
協力する人がいたり、
特に何もしない人もいたりして(笑)、
特命係を取り巻く状況の変化が
面白いですし、事件の真相を
明らかにしていく筋とは
別の展開が新鮮で、衝撃的でもあります。

【水谷】『相棒』ファンにはおなじみの
輿水泰弘さんの脚本ですが、
さすが、『相棒』と思えるような、
会話劇をご覧いただけるのでは
ないでしょうか。

もともと『相棒』はせりふの
多いドラマですが、せりふ回しも
工夫されていて面白いですし、
撮影も充実していました。

これまでずっと『相棒』を
観てくださっていた人にも、
初めて観るという人にも、
こんなドラマがあるんだ、
という新鮮な驚きを持って
楽しんでいただけると思います。

――最後に、水谷さんにお聞きします。
『相棒』がこれほど長く続いている
秘けつは何だと思いますか?

【水谷】僕が若い頃は、
テレビドラマは2クールが
当たり前でした。

ある時から1クールのドラマが出てきて、
いつの間にかそれが当たり前に
なりました。

そんな中で、『相棒』が2クール、
16シーズンまで続いていることが、
我ながら不思議に思うくらいです。

ドラマは一人で作るものでは
ありません。

プロデューサー、監督、脚本、出演者…、
皆、それぞれ自分にできることを
するしかないのですが、
できる限りのことをしているか
どうかで変わってくる。

『相棒』チームには、
いまできることをできる限り
やっておこうと思っている人たちが
集まっているところが
強みだと思います。

これが最後になっても悔いが
ないようにしよう、
僕自身、そう思う時があります。

いまは、続いている最中なので
わかりませんが、いつか終わりを
迎えた時に、なぜ『相棒』が
長く続いたのかが、
わかるのではないでしょうか。

ORICON NEWS更新日:2017/10/18

https://gunosy.com/articles/a78Av


『相棒season16』あらすじ⇩⇩

http://komifu01.blog.so-net.ne.jp/

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