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オダギリジョーの仕事論、映画『エルネスト』主演「仕事なんてどうでもいい。もっと大事なことがある」 [オダギリジョーの仕事論、映画『エルネスト』主演]

オダギリジョーの仕事論
映画『エルネスト』主演
「仕事なんてどうでもいい。
もっと大事なことがある」

オダギリジョーの仕事論.GIF
10月6日公開の映画『エルネスト』に出演するオダギリジョー。
映画製作秘話や仕事について語った。撮影/RYUGO SAITO
(C)oricon ME inc.

個性派俳優・オダギリジョー。

10月6日公開の映画『エルネスト』では、
キューバ革命の歴史的英雄、
チェ・ゲバラから
ファーストネーム
「エルネスト」を
授けられ志を貫いて殉じた
<もう一人のゲバラ>とも言える
日系人フレディ前村ウルタード役で
主演を務める。

困難な作品に挑みつつも、
「仕事なんてどうでもいい」と
言い切るオダギリジョー流の
人生の楽しみ方について迫った。

■「ある意味阪本監督がチェ・ゲバラ、
僕がフレディ前村」

オダギリジョーの仕事論1.GIF
チェ・ゲバラからファーストネーム「エルネスト」を授けられ志を貫いて
殉じた<もう一人のゲバラ>とも言える日系人フレディ前村ウルタード役で
主演を務める(C)2017 “ERNESTO” FILM PARTNERS.


『エルネスト』は、阪本順治監督が
本作の原案となる
書籍『チェ・ゲバラと共に戦った
ある日系二世の生涯/革命の侍』
(キノブックス刊)と出会った
ことから始まった。

3年半にわたり、監督は現地に足を
運んでリサーチを続けた。

オダギリジョーは体重を12キロ絞り、
約半年間でスペイン語とフレディ前村の
生まれ育ったボリビアの方言を習得。

撮影の大半はキューバで行われた。

「監督からオファーをいただいたのが
出演のきっかけです。
今の日本の映画界で、まず成立するのが
難しそうな映画だなと思いましたが、
それに敢えて挑戦する監督や
プロデューサー陣の『革命』に
参加したいと思いました。
ある意味監督がチェ・ゲバラで、
僕がその想いに賛同したフレディ前村の
ような感覚ですね」

■つらいことを乗り越える名案なんてない

オダギリジョーの仕事論3.GIF
チェ・ゲバラからファーストネーム「エルネスト」を授けられ志を貫いて
殉じた<もう一人のゲバラ>とも言える日系人フレディ前村ウルタード役で
主演を務める(C)2017 “ERNESTO” FILM PARTNERS.

日本での撮影とは全てが異なる環境。

ハードルを越えるために、
くじけそうなときの乗り越え方に
ついて聞いた。

「つらいことを乗り越える名案なんて
ないんですよ。
ただ、乗り越えていくしかない。
今作は、辞めたい、逃げたいと
思う事ばかりでした。

でも、逃げて先延ばしにしたところで、
結局自分に帰って来るだけですもんね。

それに加えて、僕が演じたフレディは、
自分の命を懸けてボリビアの解放運動に
参加しています。

そして25歳の若さで命を落としています。

そんな人を演じなければならない自分が、
こんなことで逃げ出すなんて
あり得ないですよね。

命を懸けて戦った彼の精神性に
近づく為にも苦しいことに、
向かって進まなければ
ならなかったんです。

でも、逃げたかったですよ、本当は(笑)。

他の仕事だったら逃げているかもしれません」

手を抜く、ごまかす、逃げ出す…
つらい時の人間の行動や乗り越え方も
いろいろあるなか、
「困難は乗り越えるしかない」と
言い切る強さの源とは。

「それは…結局のところ“努力”と
いうことになるんじゃないでしょうか?

例えば、スペイン語を憶えていくことも、
もちろん、本当に嫌になることの
連続なんですよ。
でもひとつずつ
“今日は一つAの発音をクリアしよう”って
クリアした時の喜びを感じていくしかない。

進歩を実感できれば、
その次も進んでいける気になりますよね」

■オダギリジョーにとっての“仕事”とは

オダギリジョーの仕事論2.GIF
10月6日公開の映画『エルネスト』に出演する
オダギリジョー。
映画製作秘話や仕事について語った。
撮影/RYUGO SAITO (C)oricon ME inc.

仕事のこだわりについて聞くと、
「仕事なんてどうでもいい」と
意外な言葉が飛び出した。

「自分の中では、自分の人生を一番に
考えるので、仕事じゃない面も
重要だと思っています。

仕事は人生の中で一つの要素でしかない。

大げさな話、今の仕事を辞めて、
アルバイトで生きていけるのならば、
それでもいいと思っています。

仕事なんてどうでもいいと思うんです。

人生において、もっと楽しくて
もっと重要なことは他にたくさんあると
思っています」

「映画が好きで、それを仕事にしている
面もたしかにありますが、
ただ仕事だけが人生じゃない。

人間の喜怒哀楽は仕事だけが
もたらすものではないでしょ。

確かに資本主義社会で生きて行くことは
お金を稼がなければならない訳で、
やりがいのあるプライドの持てる仕事に
つくことは大切なことなのは分かります。

でも、僕にとっては仕事よりも人生を
豊かにしてくれるものが他にあると
思っているだけなんです。

だって、もしも仕事をしなくても、
残りの人生に必要なお金をあげますよと
言われたら、最高じゃないですか?(笑)
仕事を辞めて遊んで暮らしたいですよね?」



■「人は、楽しいことに没頭すべき」

「ダメ人間の言葉みたいですが(笑)、
仕事もそうだけど向き不向きって
ありますよね?
人はそれぞれ個性がありますから、
隣の人とは違う長所があるはずなんです。

それに気付かず、気乗りしないことを
続けても、もったいないのかなと
思うんです。

では自分が何に向いているのか?

それを見つける1つの方法は
『楽しいと感じることをとことん深める』
ということだと思います。

何でもいいと思います、
人の迷惑にならなければ。

自分の心に正直に、楽しく過ごすことが
重要じゃないかなと思いますね」


「僕は、20代をあまりに働きすぎました。
やりたいこともあったし、
目標もはっきりしていました。

あまりに働きすぎて、
結果こうなったと思うんです。
“仕事なんて…”って。

なってしまったものはしょうがないん
ですけれど、それは良いこととも
思えません。

30代40代って働き盛りだろうし、
人生も脂がのってくる一番いい
時期だと思う。

もし、僕が20代の自分に会ったとしたら、
“楽しいことを思い切りやるべきだ”と
伝えると思います」

オリコン 10/6(金) 15:20配信

最終更新:10/6(金) 23:25

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171006-00000339-oric-ent

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