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大杉漣“300の顔を持つ男”の素顔 自宅に眼鏡200本超、役に合わせて… [大杉漣“300の顔を持つ男”の素顔]

大杉漣“300の顔を持つ男”の素顔 
自宅に眼鏡200本超、役に合わせて…

大杉漣2.GIF

作品ごとに変幻自在の俳優・大杉漣(65)。

“300の顔を持つ男”
“カメレオン俳優”と
形容され、ドラマや映画で
脇役として存在感を光らせれば、
主役も張る。

俳優人生43年、高校時代に
始めたサッカーは50年続けている。

オールラウンドプレーヤーが語る、
役を生きるための眼鏡へのこだわり、
サッカー愛――。

◆眼鏡多すぎ?自宅に所有200本超

出演するテレビ東京のドラマ
「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも
相談室~SECOND SEASON」
(21日スタート、金曜後8・00)の
収録後のインタビュー。

役柄の黒縁眼鏡から、
シルバーフレームの眼鏡に替わった。

「これは“普段履き”。仕事は
仕事で線引きしています」

役の眼鏡も小道具として用意されたもの
ではなく、全部自分で選んでいる。

プライベート用は10本ほどだが、
役のために購入して現在自宅に
あるのは200本以上。

眼鏡生産で有名な福井・鯖江の
オリジナルや、人気の金子眼鏡の
ものなどがあり、近視のため全て
度付き。

「断捨離して減らしたけど、
眼鏡店みたい」と笑う。

「サッカーをやるとき以外はしていて、
なくてはならない生活の一部。
役の人物像を作る時も眼鏡のある、
なしから始めます」と明かした。

同作で演じるのは、
警視庁で厄介払いされた
メンバーが集まる通称“ゼロ係”の
温和な係長・亀山。

昨年放送の第1弾も黒縁眼鏡だったが
新調した。

「亀山にボーナスが出た設定。
それで今風のちょっとおしゃれな
眼鏡を作りました」

言われてみなければ分からない
マイナーチェンジ。

細部までこだわる人物作りが、
どんな役にもなりきる秘けつのようだ。

「眼鏡を掛けていることすら
見ている人に忘れさせるくらい、
その人の姿の一部という
なじみ感が大事。

そういうふうに人物を作って
いくのは大事な作業です」

持っている眼鏡、どの店にどんな
商品があるかは全て頭に入っている。

「お父さん眼鏡はこれとか、
この作品はあの店に行こうとか
自分の中に“眼鏡の引き出し”が
あるんです。

役に合った眼鏡に出合うためには
常に眼鏡屋さんに行って探す。

まだ見ぬ眼鏡、
まだ見ぬ役に対する僕の楽しみです」

眼鏡の引き出し=役の引き出しでもある。

「眼鏡を見て作品や現場で過ごした
時間を思い出したりする。
眼鏡が作品の記憶、記録になっています」

◆出演多すぎ?俳優人生43年 
作品なんと500以上

演技の原点は、演出家・太田省吾氏主宰の
劇団「転形劇場」。

1974年に入団してセリフがない
「沈黙劇」という特殊なメソッドで
基礎を築き、88年の解散後に
映像作品に本格進出。

北野武監督(70)の
映画「ソナチネ」(93年)の
やくざ役が高く評価され、
活躍の場を広げた。

俳優歴43年のベテランだが
「まだ現在進行形。
表現の海みたいなところでどう
泳げばいいのかいつも悩んで、
せめぎ合っている。
相変わらずおろおろしている65歳です」

01年出版の自伝
「現場者 300の顔をもつ男」から
異名がついた。

それから16年、出演作は優に500を
超える。

「100人いれば100の人生がある。
100作あれば100の顔を
置いていきたいと思っています」

◆得点少なすぎ?

俳優歴よりも長く、
「人生の一部」と表すのが高校で
始めたサッカーだ。
92年に仕事仲間らとサッカーチーム
「鰯クラブ」を結成。
主将で、エースナンバーの「10」を
背負っている。
「(93年開幕の)Jリーグより古い。
そのキャプテンですよ。
声を大にして言いたい!」と満面の笑み。

試合は月に2回。

フルコートをボールを追って走る。
「最近、1年2カ月ぶりにゴールを
決めました。
(俳優の)佐野岳くんが出してくれた
センタリングを右足で蹴ったら
入っちゃった。

見事なシュートだった。

“不動の10番”の格が
少し上がりました」と胸を張る。

「65歳で炎天下でサッカーを
やるのは大変だけど、
やっぱり楽しいんです」

故郷のJ2徳島ヴォルティスの
熱心なサポーターでもあり、
本拠地まで応援に行くこともしばしば。

「負けるとがっくりして帰ってくるけど、
たまにしびれるような瞬間があるんですよ。
それが醍醐味(だいごみ)。

映画でも音楽でも、
そういう瞬間てありますよね」

その瞬間に出合えるのは、
それだけの熱量を注いでいるから。

眼鏡の奥の目は、いつも熱く真剣だ。

◆大杉 漣(おおすぎ・れん)
1951年(昭26)9月27日、
徳島県出身の65歳。
74年から88年まで転形劇場に所属。
99年に北野武監督「HANA―BI」で
ブルーリボン賞助演男優賞など受賞。
最近の出演作は映画「シン・ゴジラ」、
ドラマ「バイプレイヤーズ~
もしも6人の名脇役がシェアハウスで
暮らしたら~」など。

今年1月から日本テレビ
「ぐるぐるナインティナイン」の
「ゴチになります!」でバラエティーに
初めてレギュラー出演。
1メートル78、72キロ。

スポニチアネックス7/16(日) 10:30配信

最終更新:7/16(日) 14:31

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170716-00000080-spnannex-ent




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