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渡辺直美“ぽっちゃり日本代表”、“女芸人”枠を超越した存在に~ “面白い”と“可愛い”を共存させた功績 [渡辺直美、“女芸人”枠を超越した存在に~]

渡辺直美“ぽっちゃり日本代表”、
“女芸人”枠を超越した存在に~
“面白い”と“可愛い”を共存させた功績

渡辺直美1.GIF
世界からの評価も高い渡辺直美
(C)ORICON NewS inc.

最近は本業の芸人としてのバラエティ
番組出演に加え、CMで見かけることも
多くなった“ぽっちゃり日本代表”
渡辺直美。

女優としてドラマや映画に出演するほか、
太めの服ブランドのプロデュースでも
知られ、インスタのフォロワー数は
日本No.1。

そのコメントを見ても英語や
ハングル、中国語と、その人気も
ワールドワイド。

もはや彼女の立ち位置は、
“女芸人”の枠組みを完全に
超越していると言っても、
決して過言ではない。

◆“言葉が通じなくても笑える” 
ぽっちゃりを誇り世界からも評価

渡辺の最大のウリといえば、
やはりそのぽっちゃり体型だろう。

デビュー当初のビヨンセ
(のものまね)のインパクトも、
ぽっちゃりだからこそ。

今ではさらに太って
100キロオーバー説もあるようだが、
先ごろ掲載された米ワシントン・ポスト紙は、
「痩せすぎの女性が多い日本で、
渡辺はぽっちゃりしていて、
それを誇っている」とまで絶賛している

昨年、ニューヨーク、ロサンゼルス、
台北の3か所で単独ツアー
『Naomi Watanabe WORLD TOUR』を
“全公演完売”させた渡辺直美。

おなじみの「ビヨンセものまね」や
ファンと直に触れ合える
「マシュマロキャッチ」を企画し、
大福や肉まんを大きな口で受け止める
パフォーマンスなど、
“言葉が通じなくても笑える”
全世界共通のネタを見せて高評価を得た。

◆“面白い”と“可愛い”の共存を
成功させた卓越した自己プロデュース能力

また、最近ではCMでの活躍も目立ち、
「BOAT RACE振興会」のCMでは
BENIとともに熱唱を披露し、
「アフラック」では西島秀俊が
“夫”役であるという
設定の面白さ以上に、
夫を心配する渡辺の演技が
上手すぎるとの声も上がった。

渡辺がそうしたマルチな活動を
見せるきっかけとなったのは、
やはりインスタグラムなど
SNSへの投稿だろう。

オシャレな服装や写真のセンスは
女性からも定評があり、
渡辺直美=可愛い・オシャレという
イメージも定着した。

また、それまではビヨンセの
モノマネや『ピカルの定理』
(フジテレビ系)の強烈な
キャラ「白鳥美麗」で人気を
博していたが、インスタグラムに
投稿された豊満すぎる水着姿や
ものすごい食いっぷり、
ユーモア溢れるタグ付けが
話題となった。

そうしたネタのひとつひとつには
じわじわと笑いを誘う適度な
自虐が見られ、渡辺のセンスが光る。

不可能とも思われた“可愛さ”と
“面白さ”を共存させることが
出来たことからも、彼女は芸能界の
中でも特異な立ち位置にいる
ことが分かる。

◆自然体を貫く姿勢に隠された
冷静な自己分析が視聴者の好感に 

実際本人も、
「私、ツイッターとかで自分の
名前を検索して見るタイプですけど、
アンチは全然いますよ。
ただ、すごく好きとすごく嫌いって人
が1割ずついて、残りの8割は好きでも
嫌いでもないって割合だから、
そのどっちつかずな立ち位置が
ちょうどいいのかもしれない。
あまり目立つタイプでもないし」
(2015年11月2日『ORICON NEWS』
インタビューより)と語っているように、
“あまり目立つタイプでもない”か
どうかはともかく、SNSでありがちな
“自分の主張を押しつける”印象を
与えないように気遣っていることが
うかがえる。
自分を俯瞰から眺めることで
“どっちつかずな立ち位置”を
キープし続けているのかもしれない。

それでいて、ときに
「地方に営業に行ったとき、
地元のバーで肉体労働系の男性を
逆ナンしてお持ち帰りした」との
多少の下ネタもあっけらかんと
披露する奔放さも覗かせる。

こういった“女”を感じさせる発言は、
“面白さ”を奪う側面もあり実は
女芸人にとってのデリケートな
話題であったりするのだが、
恋愛観を語っても
「私のところにわざわざくる人は
変わった人が多いですからね。
デブ専とかぽっちゃり
好きにモテるでしょ?って言われるし、
実際、そういう男性も声を
掛けてきます。

でも、そこってヤバい人が多いんですよ。

仕事してないとか、ナヨナヨして
何もできないとか。

だから、フツーにフラットな人が
いいんです」
(前掲インタビューより)と、
いたって“冷静”に分析し、
ウケを狙うわけでもなく
淡々と語る姿が逆に笑いを誘っている。

そうした“素”の部分でも
勝負できてしまうところが
同性からも共感を得られる
ゆえんだろう。

お笑いだけに留まらぬ演技力や
ファッションセンス、
さらには視聴者目線に立った
謙虚な姿勢など、渡辺直美は
もはや一芸人を超え、
卓越したセルフプロデュース能力を
持つ総合エンタテイナーへと
成長したのかもしれない。

渡辺直美がそのまま“自然体”で
あり続ける限り、今後もいち
ジャンルに収まらぬ独自路線を
ばく進していくことになるだろう。

オリコン 2/16(木) 8:40配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170215-00000369-oric-ent



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