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つんく♂さん、声を取り戻していた 喉頭ガンによる声帯摘出から2年食道発声法によって「意思疎通が出来るようになってきた」 [つんく♂さん、声を取り戻していた 食道発声法]

つんく♂さん、声を取り戻していた
 喉頭ガンによる声帯摘出から2年
食道発声法によって
「意思疎通が出来るようになってきた」

つんく♂さん.GIF

シャ乱Qのボーカルで
音楽プロデューサーのつんく♂さんが、
喉頭ガンのため声帯を摘出したのは
2014年10月のこと。

その翌年4月に母校・近畿大学の
入学式で、声を失ったことを
発表した光景は、いまだ記憶に新しい。

そのつんく♂さんが、
いま食道発声法によって
「意思疎通が出来るようになってきた」
ことを、1月18日発売の
新潮45・2月号の特集
「病の『人生学』」に寄せた
手記で明かした。

食道発声法とは、声帯を失った人が
口や鼻から空気を取り込み
それを逆流させて、
食道入口付近の粘膜を
振動させることによって声を出す、
という方法である。

練習を要し、なかなか
習得できないために諦めてしまう人も
多いらしい。

つんく♂さんも自分で試したときは
全く音にならなかったという。

しかしレッスンの最初の日に
「あ」というような音が出せた。

以来、練習を重ね、現在、
騒がしい場所ではスマホの
アプリを使って文字を書いて
会話をしてはいるけれども、

「今は家族やスタッフとは何とか
意思疎通できるようになってきました」

と、記すのである。

その声は「特殊な音質」で
「雑音に弱い」が、
静かな場所であれば、
会話が可能なのだという。

喉頭摘出者の先輩によって行われる
食道発声のレッスンはネットや本とは
違って分かりやすかったそうで、
ものを「教える」立場から、
「教わる」立場に変わって
褒められることの素晴らしさを
実感したという体験談は、
いかにもつんく♂さんらしい。

声を取り戻しつつあるつんく♂さんだが、
やはりガン患者としてさまざまな思いに
翻弄されてきたようだ。

つんく♂さんは、ガンとわかる前から
大きな病院の声帯専門の医師のもとに
通っていた。

それも
「20年来同じ先生に診てもらって」
いたが、シャ乱Q結成25周年記念ツアー
のあと、声枯れが長く続いたため、
検査してみるとガンと判明した。

つんく♂さんは、手記の中で、
自身を診てくれる医師を過信し、
セカンドオピニオンを
「診てくれている医師に失礼」だと
考えもせずにいたと反省する。

治療中には「寛解」と言われて
他の病院で検査したら、
ガンが消えていなかった、
ということもあった。

だから、自身の医師を気遣いつつも、
一人の医師だけでなく、
セカンドオピニオンをもらう
大切さを強調する。

そして声帯全摘出に至った
つんく♂さんだが、今でも、

「もし、いろんな場面で別の
選択をしていたら、
今はまだ違う結果があったのかなぁ」

と、考えてしまうという。ただ、

「声帯を失った今、
不幸せかというと、
決してそうでない」

とも、つんく♂さんは記す。

病気を発表したから、
世の中に
「たくさんたくさんの
ガンサバイバーの方」が
いることを知ったし、
術後数ケ月して通い始めた
「食道発声の会」では、
「人からモノを教わる新鮮さ」を
感じた。

病気のマイナスの面だけを
見ていたわけではないのだ。
 最後につんく♂さんは書く。

「さあ、今日も楽しくいきますか!」

その声を再びステージやテレビで
聞く日も来るのかもしれない。

デイリー新潮編集部

新潮社

デイリー新潮 1/17(火) 15:59配信

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170117-00516832-shincho-ent
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