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渡辺直美が語る 海外でウケた理由、2017年の抱負「バラエティー番組でガンガンにかます」 [渡辺直美が語る 海外でウケた理由、2017年抱負]

渡辺直美が語る 海外でウケた理由、
2017年の抱負「バラエティー番組でガンガンにかます」

渡辺直美.GIF
987年10月23日、台湾生まれ、茨城県出身。NSC東京校12期生。
07年にデビュー、ビヨンセのモノマネで一躍人気者に。
“イマドキの台湾”満載のフォトブック
『渡辺直美の撮る!旅!台湾!』を発売中。
写真:中村嘉昭)

動けるおデブキャラとして
ダンスで魅了し、
コントはもちろん、
トークや歌マネもできる。

2007年にデビューしてすぐに
頭角を現し、必ず笑いを取れる
女芸人として安定して
人気を得てきた。

そんな渡辺直美の変革期は14年。

ダンスと語学を学ぶために
3カ月間ニューヨークに留学し、
芸に磨きをかけた。

そして努力が実を結び、
仕事の幅が広がったのが
2016年だったと言える。

『NAOMIの部屋』
(NHK総合)、
『アカデミーナイトG』
(TBS系)、
『オタ恋』
(BS朝日)と、
3つの番組にMCとして
起用されたほか、
『AVALON』
(J‐WAVE)の
木曜ナビゲーターとして、
初めてのラジオレギュラーを経験。

加えて、インスタグラムの
フォロワー数は16年に入って
間もなく日本一になり、
アフラックなど新規CMは5社に上った。

10月にはワールドツアーを開催。

チケットが4分で完売するなど、
海外での引き合いの強さも示した。

節目となった16年を振り返り、
17年の新たなチャレンジの
抱負を本人が語ってくれた。

◇    ◇     ◇

16年は、今まで経験したことのない
仕事がたくさん来て、日々夢中で
走ってきた、という感じです。

大きかったのは、4月から
ラジオのレギュラーが始まったこと。

私はとにかく、面白い顔をして
笑わせたり、コントをやりたくて
この世界に入ったんですよ。

ところがラジオでは得意の
変顔が使えない(笑)。

10代、20代の若い子たちが
リスナーの中心層なんですが、
何が大変って、悩み相談です。

「夢を取るべきですか、
それとも今いる道を歩むべきですか?」
と聞かれても、これまでは
真剣な話題は曖昧にして
生きてきたので。

そんな芸人人生の10年間が変わって、
自分の意見をしっかり伝えることに
向き合うようになりました。

■人見知りがMC業に災い?

ラジオだけでなく、
テレビの新規レギュラーは
3本ともMCの立場。

周りを明るくする人柄からは
想像がつかないが、
初対面の人と接することは
あまり得意ではなく、
悪戦苦闘しているのだとか。

『NAOMIの部屋』は音楽番組で、
アーティストさんをゲストに
迎えるのですが、超人見知りだからか、
私のキャラが1組ずつコロコロと
変わって、情緒不安定に
見えてしまうという(笑)。

「この人は上から言われたほうが
楽しいタイプだろうな」と
思ったらわざとそうしてみたり、
「私をいじりたいタイプかな」と
いうときは、いじりを受け止めたり。

そうしているうちに、本当の自分が
分からなくなるんです。
はははは! でもそれが楽しいんで
すけどね。

特に印象に残っているのは
SANABAGUN.(サナバガン)です。
ジャズっぽい要素を取り入れた
ヒップホップチームで、
曲はめちゃくちゃカッコいいんですよ。
なのに、スタジオトークでは
若手芸人ばりにボケてきて。
私も変な汗かきましたが、
そんなギャップにキュンとしました(笑)。

その後ラジオでも
「SANABAGUN.って知ってる?」って
ドヤ顔で言ってたんですけど、
みんなすでに知ってたみたい(笑)。

世間では、フォロワー数日本一になった
インスタグラムが話題になったほか、
(570万フォロアー)

『金曜ロンドンハーツ』
(テレ朝系)の企画
「食いしん坊おデブ」や
「動けるおデブ女王」での
活躍が評判になった。

私はいつも逃げ腰というか、
ビビりなんです。
インスタも1日2回とか上げていたのに、
巷(ちまた)で“女王”みたいに
言われ始めてからハードルが
上がっちゃって、
週1回ぐらいのペースになるという(笑)。

インスタが話題になったことで、
私に興味のなかった人たちが
「渡辺直美って誰?」って
目覚めた時期があったんですが、
そんなときに『ロンハー』で
楽しいおデブ企画があって、
改めて「コイツは芸人だったんだ」って
知ってもらえたのはうれしかったです。

■海外でウケた意外な演目

10月に実施したワールドツアーでは
ニューヨーク、ロサンゼルス、
台北での3公演を成功させた。

FacebookやYouTubeなど、
海外でも彼女の動画が出回っており、
客のニーズをつかんでいたことが大きい。

不安もありましたが、
新しい1歩を踏み出せました。

テンションはそれぞれの都市で微妙に
違いますが、
ビヨンセの『Crazy In Love』で
登場するところから笑ってくれて、
私が思っていた何十倍も盛り上がりました。

なかでも、お客さんにマシュマロと
大福と肉まんを投げてもらって
口で受け止める「マシュマロキャッチ」が
ウケましたね。

でも会議で提案したときは、
スタッフさん全員に否定されて。

「これだけお金をかけて行って
やることなの?」って。

「任せてください。一口じゃないですよ、
三口連続で食べますから」って
説得しました。

お客さんは大爆笑で、
初日が終わってから
「疑ってごめん」って(笑)。

実は、私が『ロンハー』でやった
マシュマロキャッチの動画が台湾で
拡散していたり、海外に住んでいる
友達から
「ヨーロッパでも直美の動画が
流行してるよ」って聞いていたので、
自信があったんです。

他には、日本でビヨンセをやるときは、
「この歌は知らない人が多いだろうな」
とか意識するんですが、
アメリカや台湾ではまた違うので、
私の動画に寄せてくれた海外からの
コメントも、選曲などの参考にしました。

例えば、『Say My Name』が
このタイミングで流れたら、
絶対に「フーッ!」ってなるな、とか。

「ここは顔が見えなくても
盛り上がるんで、後ろからの
照明だけで大丈夫です」とか、
私もちょっと演出しちゃって(笑)。

思った通り、大合唱になったんですよ。

日本のライブとはまた違った楽しみ方
ができました。

17年はどう活動していきたいと
考えているのか。

16年に新しくチャレンジさせてもらった
ことに肉付けできるように
頑張りたいです。

14年に3カ月間ニューヨークに
留学したのも、今回ワールドツアーを
やったのも、日本で仕事を増やすために、
人とは違う経験を得たかったというのが
一番の理由なんです。

17年の抱負は、
「バラエティー番組でガンガンにかます」
です。

ワールドツアーだけでなく、
スカパー!の
「UEFAチャンピオンズリーグ決勝」の
PRキャラクターでミラノに
行かせてもらったりと、
海外の仕事に恵まれた分、
バラエティーのオファーを泣く泣く
お断りすることも多かったんです。

16年は自分の挑戦を優先させて
もらったので、
17年はお茶の間を楽しませられるように
攻めていきます。

(ライター 内藤悦子)


[日経エンタテインメント! 2017年1月号の記事を再構成]

NIKKEI STYLE 1/5(木) 7:47配信

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170105-00000008-nikkeisty-ent&p=1



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