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“若返り”続くディナーショー、企画性もバラエティ豊かに [“若返り”ディナーショー企画性もバラエティ豊かに]

“若返り”続くディナーショー、
企画性もバラエティ豊かに

指原莉乃8.GIF

HKT48の指原莉乃が今月20日、
自身の24歳の誕生日を記念して、
東京・品川のグランドプリンスホテル
新高輪で48グループ史上初となる
ディナーショーを行った。

当日は昼夜の2回公演で計1600人の
ファンを集め、大盛況だったという。
ひと昔前はディナーショーと言えば、
五木ひろしやさだまさし、美川憲一に
松田聖子といった大物歌手が、
年末年始に行なう恒例行事だった
はずだが、最近では指原をはじめ
中川翔子や平原綾香、DAIGOなどの
若手も参入。

さらにはラグビーの五郎丸歩選手や壇蜜
ドアラ&つば九郎といった
マスコットキャラまで、
バラエティ豊かなラインアップとなっており、
これまでの“渋い”イメージを払拭し
ポップなイベントへと進化しつつ
あるようなのだ。

◆至近距離でゆったり…ライブやコンサート
とは一線を画する魅力的なイベント

この指原のディナーショーは、
昼の部は越路吹雪の
「サン・トワ・マミー」や
松田聖子の「赤いスイートピー」と
いった名曲のカバーで構成され、
夜の部は“バースデーショー”と銘打ち、
やはり石川さゆり「津軽海峡冬景色」、
島倉千代子「人生いろいろ」などの
昭和の歌謡曲を熱唱。

指原が普段、目の当たりにしている
ファンは若年層が多いはずだが、
山口百恵の「秋桜」の
ギターをバックで弾いた
ゲストのフットボールアワー・
後藤輝基が、「年齢層高すぎやろ!
自民党の(資金集め)パーティーか!?」と
突っ込むほど、ディナーショーに訪れた
客層は40~50代が中心だったという。

「確かに客の年齢層やチケット代は、
普通のAKBさんのコンサートに比べれば
高いですね(笑)。
ただチケット代で言えば、
ディナーショーとなると、
五木ひろしさんや松田聖子さんなどの
トップクラスは、4~5万円と高額です。
中堅どころで3万円くらいで、
トークショー形式になれば2万円前後と、
かなりリーズナブルにはなってくるので、
今回の指原さんの3万4500円
(“さしこ”にちなんで)は
適正価格”ではないでしょうか。
高級ホテルの食事を楽しみながら、
ゆったりとした空間で自分の好きな
歌手を至近距離から楽しめるんですから、
通常のライブやコンサートとは
わけが違います。
なのでディナーショーは、
コアファンにはたまらない魅力がある
といえます」
(エンタメ誌編集者)

◆演者、ホテル、ファン…三者三様に
“おいしい”要素が

そうなると、お金を惜しまない
熱狂的ファンがついていれば、
ディナーショーを開くのはなにも
歌手だけでなくても良いという
ことになる。

そもそも、日本のディナーショー
歌手第1号は五木ひろしと言われ、
以降、美川憲一や石川さゆりなどの
演歌歌手。

加山雄三、さだまさし、鈴木雅之と
いったシンガー。
松田聖子、郷ひろみ、工藤静香など、
80年代アイドルだったベテランたちが
その“常連組”だった。
だが確かにその中には、大御所の
時代劇俳優がちょっとした立ち回りを
演じながら、何曲か歌う…といった
ものもあった。
最近はその“異色”感が顕著に表れているが、
色濃くなった背景にはしっかりと人気が
伴っていることが理由としてある。

昨年、五郎丸歩選手がホテル椿山荘で
行った「五郎丸選手のスクラムトークの夕べ」
(税込1万6000円)は、チケット発売後
約30分で完売。
たびたび開催される
壇蜜の「トークディナーショー」
(回により異なるが税込2万円前後)も
質問コーナーなどを設けるなど
嬉しい企画を展開し毎回好評を
博しているそう。
昨年行われたドアラ(中日ドラゴンズ)と
つば九郎(東京ヤクルトスワローズ)の
ディナーショーも、やはり約30分で
チケットが完売。

昨年に続き、今年も開催されるという。

「お客さんにとっては贅沢な時間を
楽しめるし、出演者も会場費を気にせず、
じっくりとパフォーマンスできるだけでなく、
グッズやCD販売の収益も見込まれます。

ホテル側にしても宿泊の宣伝効果がある。

ディナーショーは、三者三様に
“おいしい”キラーイベントなんですね。
指原さんの件もあって、今後も出演者の
“低年齢化”はますます進むでしょうし、
スポーツ選手やYouTuberのほか、
地下アイドルによる“地下ディナーショー”
なんていうのも開かれるかもしれませんね」
(前出・編集者)

◆苦境に立たされる音楽業界にとって
“第三のライブイベント”に
異色のラインアップに加え
最近は
2012年に松任谷由実、
2013年に矢沢永吉と、
大物アーティスト勢も新たに
ディナーショーに参戦。
また、及川光博や
L’Arc~en~CielのTETSUYA、
つるの剛士、中川翔子、平原綾香、
KARAのハン・スンヨンなどなど…
ディナーショーの出演者がどんどん
若返っていることもあり、
ひと昔前までは少々“渋い”印象があった
ディナーショーが、近年はどんどん
スタイリッシュになりつつある。

CDが売れず苦境に立たされている
音楽業界にとっても、ディナーショー
野外やホールに次ぐ
“第三のライブイベント”として、
本格的に見直されるかもしれない。

さらに言えば音楽業界のみならず、
芸人やタレント、モデル、文化人までをも
巻き込み、エンタメ界の救世主的な
イベントに化ける可能性すらある
言えば、言い過ぎであろうか?

オリコン 11/24(木) 8:40配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161122-00000376-oric-ent
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