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欅坂46の衣装はどこがアウトなのか 服飾史評論家に聞いた [欅坂46の衣装はどこがアウトなのか“銀色のワシ”]

欅坂46の衣装はどこがアウトなのか
服飾史評論家に聞いた

欅坂46の衣装.GIF

人気アイドルグループ「欅坂46」の
ハロウィーンライブ衣装が
ナチス・ドイツの軍服を彷彿とさせる
として世界的に物議を醸している。
“やっちまった感”たっぷりだが、
具体的には衣装のどこが
アウトだったのか? 

「軍装・服飾史カラー図鑑」
(イカロス出版)の著者で
服飾史評論家の辻元よしふみ氏は
こう分析する。
「ワンピースやマントは確かに黒色で
ナチスの親衛隊をイメージさせなくも
ありませんが、デザイン的にはごく平凡。

帽子もどこにでもある19世紀以来の
官帽子で、これがダメなら世界中の
お巡りさんや警備員が訴えられます。
ただ一点、帽子に付いていた
“銀色のワシ”が決定的にアウトです」
■「デザイナーは軽率」
ワシのマークは正式に「鷲章」という。
辻元氏によれば、そもそも古代ローマ帝国の
国家章で、その後、ロシア帝国や
ナポレオン帝国、ドイツ帝国などが採用。
米国がワシを用いているのもその影響だ。
ナチス帝国もこれを流用。
ワシが鉤十字をつかんだマークを
親衛隊や国防軍の制服に採用したと
いういきさつがある。

「ワシはまさにナチスのシンボル。
ナチスのワシは足で輪の中の
鉤十字をつかんでいますが、
欅坂46のものは鉤十字を
他のマークに差し替えています。
デザイナーは
“鉤十字を使っていないから大丈夫”と
判断したのでしょうが、軽率でしたね」

もし意図的な差し替えなら、
それがナチスのマークで、
“そのまま使ったらやばい”と
いうことを把握していた証拠だ。
過去には、沢田研二も“そのまんま”な
衣装を着てトラブルになった。
写真や映像があっという間に世界中に
拡散される今、芸能人でなくても
同じような“被害”に巻き込まれる
恐れがあるかもしれない。
これからの忘年会シーズン、
そのコスプレがアウトかセーフか、
着る前に冷静に考えた方がよさそうだ。

日刊ゲンダイDIGITAL 11/6(日) 9:26配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161106-00000006-nkgendai-ent
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