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<吉岡里帆>朝ドラ出演後の変化語る ブレークで忙しさは“天と地”に [吉岡里帆]

<吉岡里帆>朝ドラ出演後の変化語る 
ブレークで忙しさは“天と地”に

吉岡里帆1.GIF

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あさが来た」の
“のぶちゃん”役で人気を博した女優の
吉岡里帆さんがMCとして出演する
「Iwataniスペシャル 鳥人間コンテスト2016」
(読売テレビ・日本テレビ系)が31日に
放送される。

同番組は自作の人力飛行機でスピードや距離を
競う毎年恒例の大会。

参加者たちの熱に触れ、
「刺激をたくさんもらった」
と語る吉岡さんに、大会の感想や、
「あさが来た」以降のブレークの
手応えなどを聞いた。


◇コンテストに感動 団体競技に憧れも……

鳥人間コンテストは、1977年から、
97年と2009年を除いて毎年開催されている
恒例のイベント。

今年は7月30、31日の2日間に開催され、
全36チームが出場した。

初日はグライダー型の飛行機で風の力だけを
頼りに滑空する「滑空機部門」と、
人力プロペラ機でタイムを競う
「人力プロペラ機タイムトライアル部門」を開催。

31日は人力プロペラ機の飛行距離を競う
「人力プロペラ機ディスタンス部門」が行われた。

MCとして間近で参加者たちの姿を見ていた
吉岡さんは、
「どのチームにも壮絶なドラマがあることに
感動しました。ずっと一喜一憂していました」
と興奮さめやらぬ表情で振り返る。

参加者たちがそれぞれの思いを胸に、
それぞれの目標を掲げて飛ぶ同大会は
「ただ憧れて飛ぶのではなく、
何か目標を持って飛ぶ。
登山やマラソンを完走することに
似ているなと思いました」
と感じたと言い、
「終わった後のうれしくて仕方ない笑顔とか、
悔しくて仕方ない涙とか、
普段、見られない表情なので、
本当にいいものを見させていただきました」
と笑顔を見せる。

また自らも「飛びたい」と思ったほど
「たくさん刺激もらいました」とほほ笑み、
「特に、若い子たち、自分より年下の子たちが、
友達と一緒にサークルで機体を作る姿は心を
打つものがあって」
と感動した。
自身は
「個人プレーをしてきた人間」といい、
「お芝居の勉強も、ずっと続けていた書道も
1人だし……。
団体競技は魅力的に見えて。
憧れというか、体験できなかったことなので」
と少しさみしそうな表情も見せる。

一方で、映画やドラマの撮影もチームプレー。
「現場でみんなで一体感を持って一つのものを
完成させるという意味では、
似ているかもしれないですね」
と語る。

◇朝ドラ出演で忙しさは“天と地”に 
ブレークの実感は……

朝ドラ「あさが来た」で主演の波瑠さん
演じるあさの娘・千代(小芝風花さん)の
親友・田村宜(のぶ)を演じ注目を集めた
吉岡さん。

朝ドラ出演以降、日本テレビの連続ドラマ
「ゆとりですがなにか」に出演し、
結婚情報誌「ゼクシィ」の9代目CMガールにも
就任するなどブレーク中だ。

だが意外にも、「実感はない」とさばさばした
表情で明かす。

吉岡さんは
「いつでも最悪の事態を考えるようにしている」
といい、
「大事なことを見極められないような目に
なったり、なにかを勘違いしたり慢心したりすると、
手元にあるものが全部なくなっちゃうと
思うので……。
もっともっと、『どんどん進まなきゃ』と
思っています」
と言葉をつなぐ。

とはいえ、朝ドラ出演以前に比べ、
忙しさは段違いになった。

吉岡さんは
「昨年に比べたら天と地ほども差はある」
と仕事量の変化を明かす。
それ以外にも変わったことがあった。

「圧倒的に変わったのは、
『ひとりぼっちで頑張っている』と
いう感情がどんどんなくなったこと」
と語る。

「(今までは)一人で強く前に進むしかないと
思っていて。
誰かを信用したら潰れちゃうんだというぐらい
勘違いしていて……。
それぐらい焦ってたんでしょうね。
仕事も決まらないし、役が決まっても
自分じゃなくてもいいような役だし、
とか、そういうコンプレックスが、
そう思わせていたんだと思います」
と葛藤を明かし、
「今は、(女優業は)『団体戦だな』と思っていて。
周りのことを前よりももっともっと信用するように
なっています」
と語る。

「今はたくさんいろんな役をしたい」と
意欲をみせる吉岡さん。

「任せてもらえる役の幅を広げたいですね」
とほほ笑む。

朝ドラ出演で、成長の手応えを実感できた。

「時代物とか、実在する人物と向き合うことが
パワーをくれることを覚えてしまったので、
もう一度時代物をしたいし、もう一度、
実在する人間を模倣するような役をしたい」
と具体的な願望も明かす。

書道を続けていた経験から、
模倣することの力を知った。

「お芝居でも、『この人いいな、すてきだな』と
思うとまねしようとする。
それが(演技の)研究方法です」
といい、
「(書道でも)うまい人の文字を模写するところ
から始まる。
よりパワーのある人間を模写することができたら、
また一歩成長できると思っているんです」と語る。

最後に、同大会にちなんで“羽ばたきたいこと”を
聞いてみると、
「『この人にこの役を任せたい』と思ってもらえる
役者になること。
それが私の中で羽ばたくということなんです」
と笑顔で語った。

「Iwataniスペシャル 鳥人間コンテスト2016」
は31日午後7時から放送される。

<プロフィル>

よしおか・りほ。1993年生まれ、京都府出身。
NHK連続テレビ小説「あさが来た」、
連続ドラマ「ゆとりですがなにか」
(日本テレビ)などに出演。
映画は「幕が上がる」(本広克行監督、2015年)、
「明烏」(福田雄一監督、同)など。
結婚情報誌「ゼクシィ」の9代目CMガールにも
就任するなど活躍の幅を広げている。

まんたんウェブ 8月29日(月)17時0分配信


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160829-00000010-mantan-ent&p=1




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