SSブログ

ORANGE RANGE、再評価の兆し かつてのリスナーからの“待望論” [ORANGE RANGE]

ORANGE RANGE、再評価の兆し 
かつてのリスナーからの“待望論”


ORANGE RANGE.GIF


今年、結成15周年を迎えたORANGE RANGEが
再評価の兆しを見せている。
7月に放送された
『FNSうたの夏まつり~海の日スペシャル~』
出演の際に大ヒット曲「花」を披露し
話題を集め、今夏は
「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2016」
はじめ多数の夏フェスに出演するほか、
8月12日には約6年ぶりに
テレビ朝日系『ミュージックステーション』
にも出演と例年以上にメディア露出。

周年イヤーとはいえ、なぜ今
ORANGE RANGEが再び注目を集めているのか? 
その魅力に改めて迫ってみたい。

■ミクスチャームーヴメントの波に乗り急激に
ブレイク、その光と影

2001年、地元・沖縄市で結成されたORANGE RANGE。

当初は音楽好きの幼なじみが集まってできた
バンドだったが、沖縄のライブハウスや
ストリートでライブを行う中で人気を拡大し、
2002年2月にミニアルバム『オレンジボール』
でインディーズデビュー。

2003年6月4日には音楽プロデューサーに
シライシ紗トリ氏を迎えたシングル
「キリキリマイ」でメジャーデビューを
果たした。

続く2ndシングル「上海ハニー」で
ブレイクを果たすと、
「ロコローション」「花」と次々とヒットを
送り出し、2004年12月発売の2ndアルバム
『musiQ』はダブルミリオン
(累積売上264.9万枚)を記録し、
2005年の年間ランキングで1位を獲得。

一躍トップアーティストの仲間入りを果たした。

ORANGE RANGEがブレイクした2000年代前半は、
1990年代からのラップロック、ラップメタルと
呼ばれるジャンルの流行、さらに日本国内でも
同時期にDragon Ashなどがブレイクして
いたこともあって、いわゆる
“ミクスチャーロック”という言葉が
一般化しつつあった時期だった。

その流れにのって、彗星のごとく現れた
メンバーの大半が10代という
フレッシュな新星は、ミクスチャーロックに
大衆性をもたせたノリの良いサウンドと
歌詞で瞬く間に若者の心をつかんだ。


CDだけでなく、CMソングやドラマ、
映画主題歌…彼らを見ない日はないといっても
過言ではなかっただろう。

新垣結衣のブレイクのきっかけになった
『ポッキー』CMや映画『いま、会いにゆきます』
の大ヒットも、彼らの音楽ともにあった。

しかし、メンバーの大半が10代だった時に
デビューし、20代前半で一気にスターダムへと
のしあがってしまったためか、
影響力が高まるとともにいわゆる
“アンチ”も急激に増えていった。

様々なジャンルの
音楽を取り入れて独自の
スタイルへと昇華させる
ミクスチャーロックには、
“オマージュ”、
ともすれば“パクリ”という
言葉がつきまといがちだが、
ORANGE RANGEもその標的とされる
ことが少なくなかった。


デビュー後も沖縄を拠点としていたが、
地元ののびのびとした風土で育った彼らに
とって、東京の環境は窮屈な点も
あったのだろうか、2009年8月発売の
『world world world』を機に、
自主レーベルへと移籍。

“表舞台”に出ることが少なくなっていた。

■好評だった『FNSうたの夏まつり』 
かつてのリスナーからの“枯渇感”
とはいえ、フェス出演や
主催イベントの実施など、
精力的な音楽活動は続けていた彼ら。

2012年には、前述の自主レーベル・
SUPER ECHO LABELが、
大手レコード会社・
ビクターエンタテインメントの
SPEEDSTAR RECORDSと提携し、
“メジャー復帰”も果たしている。

CDセールスが全盛期の頃は、
いわゆるアイドル的な見せ方で、
大衆性の高い曲に寄ることも多かったが、
インディーズに戻って以降は彼らの
やりたい音楽をつきつめて
いっているようだ。

そのためか、
今のORANGE RANGEをフェスなどで
観てハマる若者や、
全盛期にCDを聴いていた人が、
改めてその良さを実感する、
ということも増えているという。

先日、『FNSうたの夏まつり』
に出演した際にも、
Twitterなどでは
「やっぱり良い」
「久しぶりに聴きたくなった」
など、好意的な言葉が並んでいた。

結成15周年を迎えた今年は
アニバーサリーイヤーならではの
コラボベストアルバム『縁盤』
(7月20日発売)の発売や
9月からの47都道府県ツアー
予定されている中で、
2017年2月25日には8年2ヶ月ぶり
東京・日本武道館公演を行うことも決定。
かつてのような急激なブレイクではないが、
しっかりと地に足をつけた活動で、
再び音楽シーンに旋風を巻き起こすのだろうか?

円熟味を増したORANGE RANGEの活躍を
見守っていきたい。

オリコン 8月9日(火)8時40分配信


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160809-00000300-oric-ent




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。