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木久蔵ラーメン 「まずい」の宣伝効果を木久扇が明かす [林家木久扇]

木久蔵ラーメン 「まずい」の
宣伝効果を木久扇が明かす


林家木久扇1.GIF


桂歌丸から春風亭昇太への司会者交代、
林家たい平が『24時間テレビ』の
マラソンランナーに決定と
50年周年を迎えた『笑点』
(日本テレビ系)の出演者はなにかと
話題になっている。

林家木久扇(78才)は、最年長メンバーに。
「黄色い人」でおなじみ、林家木久扇
素顔に迫った。


――木久扇さんは食にこだわりがあるそうですね。

木久扇:そうなんです。口の商売ですから、
おいしいものを知らないのはだめ。

おにぎり2個で満腹になっている人が、
金持ちの話をしたって、
それは現実味がないでしょ? 

おいしいものを知っているから、
話ができるんです。

――木久蔵ラーメンは相変わらず人気ですか?

木久扇:ラーメンは商売になって34年目。

まずいまずいと言われていますけど、しゃれでね。

1銭も宣伝にお金をかけていないのに、
木久蔵ラーメンは今、東京駅、羽田空港などで
売られています。

――ズバリ、売り上げ金額を教えてください。

木久扇:メーカーさんがやっているので
細かいことはわからないのですが
よく売れていますよ。
――笑点メンバーが店舗に食べに来たことはある?

木久扇:歌丸さんや円楽さん(5代目)たちが、
『笑点』のロケで店舗に来たんです。
番組を盛り上げようと、普段のメニューにはない
アイスクリームラーメンとか氷イチゴラーメン
作ったんです。

円楽さんは
「このアイスクリームラーメンはとても
食べにくい」
と言っていました。

さすがに司会者だから、
まずいとは言わなかった(笑い)。

――木久蔵ラーメンは、木久扇さんが考案した?

木久扇:レシピはぼくが考えました。
工業高校の食品科で学びましたから、
食品に関しては詳しいんですよ。
初めに就職したのも森永乳業ですから、
食品業界に友達いっぱいいるんです。

年齢によって好みの味が違うでしょ? 

だから50才以上の人に心地いい味に絞って、
おしょうゆとかつぶしと昆布のブレンドに
こだわりました。

昔食べていた、下町の支那そばの味を
守っています。


――落語界史上初となる親子W襲名も
話題になりました。

木久扇:実は、原案は春風亭小朝くんなんです。

小朝くんにせがれ(2代目・林家木久蔵)を
預けた関係で、随分、稽古をしてもらいました。

せがれは一時期、ぼくより小朝くんに会っていて、
ごちそうになったり、旅のお土産をもらったり
していました。

せがれが「師匠、ぼく売れたいんですけど、
どうすればいいでしょうか」と相談したら、
小朝くんが「面白い売り方をしようじゃないの」
と考えてくれて、「お父さんが改名して、
君が木久蔵を継ぐと注目されと思うけどどう?」
って。ぼくがそれに乗ったんです。
2人の合作なんです。

そうしたら大きなニュースになって、
新幹線の電光掲示板のニュースにも
のったんですよ。
襲名披露では大きい会場ばかり、
全国88か所まわりました。

――木久扇さんはがんでの闘病を2度も
経験しています。
喉頭がんでの1か月半の療養中、
『笑点』のことも気になったのでは?

木久扇:『笑点』を9週間も休みましたから、
代わりに桂文枝さんや小朝くんが
くるんじゃないかと、
気が気じゃありませんでした。

でも『笑点』のスタッフが、
席を空けて待っていてくれたんですね。
メンバーも支えてくれて、番組の中でも
「帰って来てください」と言ってくれて。

家で番組を見ていて、とても嬉しかった。

意外だったのは、300通くらい手紙や折鶴が
届いたんですけど、ほとんどお子さんから
だったんです。こういう人たちが見てくれて
いるんだって、ビックリしましたし、
励まされました。
すべてファイルして保管してあります。

ぼくは、お子さんにもわかりやすい回答して
いるからですかね(笑い)。

――喉頭がんでは、しばらく声が出なかったん
ですか?

木久扇:聞き取れないほどかすれた声になって
いました。
このまま声が出なかったらと思うと、
つらかったですね。

だけどある朝、ベッドから起きて
「おはよう」と言ったら、おかみさん
(妻のこと)が絶句して、
「お父さん、声でたわ」って。

ぼくはいつものかすれた声を出したつもり
だったんだけど、先に周りがびっくりして、
ぼくはだんだん実感してきて、
後からびっくりしたんです(笑い)。

ああ、治してもらったんだ、と思いました。

――最後に下半期の目標を教えてください。

木久扇:6月にCDをリリースしたんです。
せがれとぼくと孫たち、3代で歌っているんです。
『空とぶプリンプリン』というタイトルの曲で、
作詞はぼく、作曲は元オフコースの
鈴木康博さんです。

『みんなのうた』(NHK)で放送されているん
ですけど、親子3代で歌うのも咄家が
歌うのも初めて。

ぼくが描いた絵がアニメーションになっている
のですが、絵を描いた本人が歌うのも初めての、
初めてづくしです。

ロック調の曲でかっこいいんです。

だから『およげ!たいやきくん』
『だんご3兄弟』くらいヒットするんじゃないかと
思っていて(笑い)。

年末は孫たちと紅白に出るのが目標です。


【林家木久扇(はやしや・きくおう)】

1937年10月19日生まれ。東京出身。
高校卒業後、森永乳業に入社。

のちに漫画家を目指し清水崑を師事した後、
三代目桂三木助に入門。
1961年に八代目林家正蔵(のちの彦六)門下へ移る。
1969年より、林家木久蔵として『笑点』
(日本テレビ系)レギュラー。

2007年、木久扇を襲名。
今年6月22日、親子3代(林家木久扇、林家木久蔵、
クミ、コタ)と元オフコース・鈴木康博が歌う
『空とぶプリンプリン』リリース。

撮影■浅野剛

NEWS ポストセブン 8月6日(土)7時0分配信


http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160806-00000006-pseven-ent&p=1

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