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ローラや榮倉、中村アンなど、アスリート並みの“腹筋女子”なぜ増加? [“腹筋女子”なぜ増加]

ローラや榮倉、中村アンなど、アスリート
並みの“腹筋女子”なぜ増加?

榮倉奈々.GIF


近年、モデルでタレントのローラや紗栄子
中村アン、女優の榮倉奈々、松岡茉優
秋元才加などメディアやインスタグラム
などのSNSで、見事に鍛え上げた腹筋
披露する機会が増えている。

それに伴い最近は、一般女性たちの
間でも「私も腹筋を割りたい!」と
トレーニングへの意欲が
高まっているという。

ひと昔前まで、バキバキに腹筋を
割ることは男性のステータス
だったはずだが、なぜいま
女性たちも腹筋を割ることに
こだわっているのだろうか? 

“腹筋女子”たちの現状や
増加の背景に迫る。

◆程よく鍛え上げられた腹筋が
“魅惑ボディ”の象徴に

美しいボディを手に入れることは、
女性たちにとって永遠のテーマ。

以前はそのスリムさや体重の軽さ
が重要視されてきたが、時代と共に
憧れの対象が、さらに鍛えられた
健康的なセクシーボディへとシフト。

海外セレブやモデルたちを発信源に
ボディメイクへの関心が高まり、
世界各地で“割れた腹筋=美ボディ”
という風潮が広がっている。

腹筋といえば、長らく6つに割れた
「シックスパック」が憧れの対象と
なってきたが、最近はおなかの
真ん中に縦線が入ったように見える
「アブクラックス」も話題。

ろっ骨まわりも意識すると、
縦に3本線が入ったようにも見え、
程よい筋肉とセクシーさを
兼ね備えた魅惑的なボディ
として人気を集めている。

日本でもローラや中村アンなどの
人気モデルやタレント、女優たちが
自身のSNSにウエストが際立つ
スポーツウエア姿でトレーニングの
様子を投稿したり、ファッション誌
の表紙やテレビ番組、イベント等で、
アスリート顔負けの腹筋を披露したりと、
ボディメイクを極めた“腹筋女子”
が増加。

その驚きの美ボディがお披露目
される度、「健康的で美しい!」、
「私もこんな風に腹筋を鍛えたい!」
などと、ネットが賑わっている
ことをご存知の方もいることだろう。

◆SNSがトレーニングの継続や
モチベーションUPにひと役? 
「いいね!」欲しさにさらなる極みへ

“腹筋女子”増加の背景には、
女性たちの美意識の変化に加え
SNSの普及やグローバル化も
大きく影響しているという。

「多くの女性がダイエットに関心を持ち、
理想のボディを描いていると思います。
以前はダイエットの成果というと
体重だけで、結果が出なかったら
自分の中で完結し諦めてしまう
女性も多かったのではないかと感じます。

しかし、SNSが発展したことで、
自身のスタイルの変化(特にウエスト)
をSNS上にアップすれば、賞賛の声が
もらえたり、励ましの声が貰えたりする
環境ですので、女性の心境としては
『嬉しい』、
『応援してくれる人がいるから頑張れる』
というように、継続に繋がっているの
ではないかと感じます」と語るのは、
東急スポーツオアシス・コンテンツ企画
の横浜達也さん。

近年、変顔アプリやビジュアル重視の
フード、スイーツが人気を集めている
ように、SNSにおいてフォロワー数や
いいね!数を増やすことは一種の
ステータスとなっている。

著名人の美ボディを投稿で見て、
SNSがトレーニングをはじめるきっかけに
なっているだけでなく、
「私もあの芸能人みたいに、
とことん鍛えてキレッキレの
腹筋を投稿したい!」、

「SNSで宣言しちゃえばやらざるを
得ないし、いいね!も増えて一石二鳥」
というように、SNSを活用することで
ある種、さらに高いハードルを
課しているようだ。

◆成果が出るからやめられない、
美への追求に潜む中毒性

割れた腹筋が女性たちにとって
美ボディの新基準として浸透する一方で、
過度に鍛えるのはいかがなものか?
という声もある。女性の体は男性に
比べて脂肪率が高く、ふんわりとした
見た目の優しい印象や肌の柔らかさは、
まさに女性ならではの魅力。

特に男性の中には、
「細すぎるよりも少しムチッとした
感じが好き」、
「色気がある」と感じている人が多いはず。

“美の価値観”は人それぞれだが、
そういう人たちの目には、アスリート
顔負けのバキバキの腹筋ボディを
目指す女性たちの行動は、
少々“やりすぎ”に映ってしまうのだ。

先ごろ写真集を発売し、久方ぶりに
水着姿を披露した、女優・深田恭子への
男性からの賛辞はその表れと
言えるかもしれない。

少なからずそういった意見がある中で、
それでもトレーニングに夢中になって
しまうのには、美への追求には
“中毒性が潜んでいる”ことが理由と
して考えられる。

日々コツコツとお肌や髪のケアを行ったり、
エステに通ったりして、その成果に
一喜一憂するのと同じように、
徐々に鍛え上げられていく腹筋は
美しさのバロメーターに。

性別は異なるがそれは、ダウンタウンの
松本人志やオードリーの春日俊彰が
キレッキレのボディを追い求め、
日々トレーニングに励むその心理と
似ている。

特に腹筋のトレーニングは頑張った結果が
形として目に見えやすく、男性だけでなく
女性もハマる人が多いのだ。

実際にスポーツクラブでは、数年前と
比べ腹筋を意識してトレーニングする
女性が多く見られるように
なっているという。

夏は水着やノースリーブなど、
肌を露出することが多く、
改めて自身のボディラインについて
見つめ直している、という女性は
少なくないはず。

美しいボディメイクを目指した
“腹筋女子”は、この夏以降も
絶えず増えていくかもしれない。


オリコン 8月2日(火)8時40分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160801-00000347-oric-ent
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