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SMAP 「香取の乱」で25周年コンサートが絶望的 [SMAP 「香取の乱」]

SMAP 「香取の乱」で
25周年コンサートが絶望的

SMAP4.GIF

異変の兆しはあった

7月16日の『音楽の日』(TBS系)、
18日の『FNSうたの夏まつり』(フジテレビ系)、
ともにSMAPが出演を見合わせた

昨年までは5年連続で両番組に出演していたので、
各局今年もSMAPにオファーしたのですが…。

“今はまだ充分なパフォーマンスができない”
という理由で、直前にキャンセル
伝えられたのです」
(テレビ関係者)


特に『音楽の日』は、第1回から一貫して
中居正広(43才)が総合司会を担当して
きただけに、ファンの落胆は深く、
ネット上には悲痛な声が溢れた

《彼らにとっても愛着のある番組の
はずなのに…》

《この2つにさえ出られないってことは、
やっぱもうダメなのかな》


年明けの日本列島を騒然とさせたSMAPの
解散騒動から6か月。

5人のメンバーはいま、
喫緊の時を迎えていた。


この激動の半年間、日々伝わるグループの
動静に一喜一憂してきたファンにとって、
“最後の希望”は、ジャニーズ事務所の
ジャニー喜多川社長(84才)の発言だった。

「解散なんて冗談じゃない。
はっきり言っておきますよ。
絶対にない。SMAPはわが子と同じですから。
ぼくは命を懸けても守る」


5月3日、彼がプロデュースする舞台の説明会で、
ジャニー氏は初めて騒動に言及。

当時、来る9月9日デビュー25周年を迎える
SMAPの「記念コンサート」の開催可否
盛んに報じられていたが、こう断言した。


「盛大にやるべきです。
萎縮したり周りに遠慮したりする必要はない。
必ずやらなきゃいけない」

事務所のトップの発言で、解散とコンサート
の問題はひとまず終着した。

「実際、11月から全国ツアーを始めるべく
事務所は動き出していた。
東京ドームやさいたまスーパーアリーナなどに
打診しており、ツアー日程が決まり次第、
新アルバムのレコーディングに入る
予定だといわれていた」
(芸能関係者)

2014年に開催したドームツアーは観客動員100万人、
総売上200億円。

25周年ツアーとなれば、その数字を超える
歴史的な興行になることが予想された。

しかし──


「残念ながら、25周年コンサートは中止
になるらしい」。

SMAPに縁深い関係者が、今そう話すのである。

◆「慎吾がやらないならおれも」

緊急暗転のきっかけを作ったのは、
“末っ子”だった。

「香取慎吾さん(39才)です。
彼が“おれは絶対にやらない”
と言って聞かなかったそうです。

2008年以降、SMAPのライブの演出は香取さん
手がけてきたので、彼なしでは
成立しえないのです」
(音楽関係者)

総コンセプトや曲順、照明から衣装まで
香取がライブを作ってきたことはあまり
知られていない。
山下智久(31才)の全国ツアー(2013年)の
総合演出を務めたのも香取である。

「歌やダンスの精度はもちろん、曲の合間の
時間配分まで、全てに完璧を求めるのが
香取さんです。
ファンがライブを待ち望んでいることは、
彼も痛いほどわかっている。
でも、今の状態ではとても満足のいく
パフォーマンスができない。
苦渋の決断だったはず」
(芸能関係者)

ライブ中止の情報を取材する過程で、
香取の心境をそう忖度する人間は複数いた。
さらに聞こえてきたのは、
「香取の乱」にまつわる絶望的な話だった

「今回の解散騒動は創設期からグループを
支えてきた女性マネジャーの独立画策が
発端ですが、彼女に最も寵愛されていたのが
香取さんでした。
彼からすれば、事務所への筋を通して残留を
表明した木村拓哉さん(43才)
へのわだかまりが消えない。
今後、SMAPの活動は木村さんの意思が
優先される可能性が高く、香取さんは
これが耐えられないのです。
あの人が主導権を持つ仕事は受けたくない
言っているようです」
前出・音楽関係者)


女性セブン(4月14日号)で報じたが、
香取は騒動渦中に出演したドラマ
『家族ノカタチ』の打ち上げの席で、
「明日からが怖い」
「おれは自殺するかもしれない」
と差し迫った心の内を明かしていた。
香取の思いを、他のメンバーも
無視できなかった。
草なぎ剛(42才)は、香取と兄弟ともいえる
ほど親しい仲で知られている。

「“慎吾がやらないならおれもやらない”と。
元来、彼は自分の意思よりもメンバーの
気持ちを優先させるタイプですからね」
(前出・音楽関係者)

熊本の震災時、香取と2人で炊き出しに
出向いたのは、中居だった。

騒動当初、「中居vs木村」の構図が盛んに
報じられたように、中居もまた木村とは
溝があるといわれてきた。

「中居さんはリーダーとしての責任から
一度はジャニーさんに頭を下げた。
事務所との関係は修復に向かいましたが、
木村さんとの仲はそのままです。
熊本行きも含め、最近は香取さんと一緒の
時間を過ごすことが多く、
2人で話し合うなかで、中居さんも
思うところがあったようです」
(前出・音楽関係者)

一方、稲垣吾郎(42才)は揺れている。

いまだ観客を入れられないほど緊迫した
『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の
収録現場だが、リハーサル後に
木村と稲垣がセット裏でスタッフを
交えて雑談している光景が目撃されている。

「他の3人はすぐに控室に帰るので
一切会話はありません。
稲垣だけが双方の調整役という
立ち位置でした。
でも最近は板挟みというか…。
理由は不明ですが、年明けに撮影が始まる
新作映画の出演をキャンセルしたそうです。
稲垣さんも木村さんもとてもライブを
やろうという意思は見えません」
(前出・テレビ関係者)

修復の兆しが見えない5人の絆。

かくして、ファンが一縷の望みを託した
25周年ライブは全員にNOを突きつけられた。

「ライブに合わせた新アルバムの制作も
流れたまま。
個人の活動はありますが、SMAPとしての
新しい仕事は現状ゼロです。
問題は9月の契約更新ですが、
彼らは2020年の東京五輪・パラリンピックの
特別サポーターを務めているので、
解散だけはないはず。
五輪までSMAPの名前は残しつつ、
実質ソロ活動だけになるのでしょう。
目下、ジャニーさんがメンバー各々と
面談を繰り返し、ファンのためにも
ライブをやるようにと、最後まで
翻意を促しているとはいいますが…」
(前出・音楽関係者)

7月24日、『FNS27時間テレビ』
(フジテレビ系)に出演した
明石家さんま(61才)は、人気コーナー
「さんま・中居の今夜も眠れない」
の生放送で、中居に突っ込んだ。

「なんで歌番組に出ぇへんねん! 
頼むから歌ってくれ。ファンの声や、
これは」

体調不良が理由だと釈明した中居だが、
さんまは引き下がらない。
苦笑いの中居は、こう話すのが
精一杯だった。

「確かに、いろんなことがあってバタバタ
はしたけど、全然円滑にいってますから」

※女性セブン2016年8月11日号

NEWS ポストセブン 7月28日(木)7時0分配信


http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160728-00000005-pseven-ent&p=1
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